ドーナツの穴

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全国各地でクリスピークリームドーナッツのお店が閉店されました。時々通りかかる京都のお店も先月末でお終い。ドーナツには穴ありですが、ドーナツビジネスにも穴があるのか、という話。

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先月だったか京都地下鉄の四条駅を通りかかった時、改札付近のクリスピークリームドーナッツのお店がやけに寂しく感じました。一時は店の前に長い行列ができるほどだったのに、あの喧噪はどこえやら。案の定、3月になってネットのニュースでそのお店が2月末で閉店になったのを知りました。

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都市商業研究所によると、福岡市や岡山市では1月に全店撤退、2月には京都の四条烏丸店や広島の2店が撤退、つまり閉店とのこと。とくに広島の廿日市店はわずか8ヶ月の営業で最短の終了らしい。

撤退理由は販売不振による従来の拡大路線の修正変更みたい。今後は百貨店内での出店を活発化とのことですが、はたして上手くいくのかどうか。

tubaki16クリスピークリームドーナッツは無店舗販売によるコスト削減を進めているらしいのですが、無料配布や並び屋動員という演出をしてもお客がつかなかったのであれば、商品や値段に何か問題があるというのではないのか。加えて消費者の財布の紐がどんどんきつくなっているので尚更です。

本家の米国では一時は株価上昇で話題化されていましたが、最近では大規模な撤退閉鎖が行われています。金属の輪っかを温めると中央の穴のサイズも大きくなりますが、クリスピーのドーナツビジネスもそんな感じだったのでないかと思う次第です。

ドーナツといえば、ダスキンがやっているミスタードーナッツの方はどうなのか。拙宅の近所ではいつのまにか消えてしまいました。ドーナツもコンビニで手軽に買える時代になった今、よほど特別な味わいや特徴のウリがないと専業店は厳しいのかもしれません。ちなみに、私はローカーボ食なので炭水化物いっぱいなドーナッツには近寄りません、念のため。