三崎町の実践

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ごみ問題と地方財政問題。この2つのキーワードでチェックしていると面白い話が出てきました。そのことを先日私が世話人をしている『新しい志賀町を求める会』で紹介していたら、関心を持っている方々が多くいることがわかり、こちらでも紹介することにしました。情報源はインターネットに流れたニュースと、地元愛媛県三崎町議会議員 清家慎太郎 氏のホームページです。…

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町長自らごみ収集 愛媛県三崎町

地方交付税を約1億円削減され、町財政が厳しくなった愛媛県三崎町。今年の予算で大英断を行いました。志賀町とは大違いです。

愛媛県三崎町。人口4100 人強、世帯数は約1700。1年間の予算規模は25億円程度で、志賀町の約3分の1。三崎町も、全国の自治体の例にもれず、財政難で予算がなかなか組めません。そこで、考えたアイデアは以下の通り。

ゴミ収集の直営化、特別職賞与15%カット、宿直費の半額化、団体補助金の10%カット、臨時職員給与の初任給までのダウン、バスの一部直営化など、まさに血を流すような努力の予算案を町長が提出し、議会でなんとか1票差のギリギリで可決させました。
とくに、驚くべきことは、委託していたゴミ収集業務を、町長を含む職員でローテーションさせることにして、約1600万円のお金を捻出したこと。財政難を町長自ら体を張って解決しようという意気込みに脱帽です。町長や職員がごみ収集することで、ごみ問題の理解にも繋がることが期待されます。

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