プールコンサルタント関さんからの手紙 

プール事故

 本書の第三章〜第五章を書く時、プールコンサルタントの関秀行さん(メルス技研)のお力を借りました。最終的な校正でも手を入れていただき感謝しています。

関さんは、筆者が92年に『安心して泳いでいいの?』(日消連関西G)に出した後、電話をかけてこられていろいろと御指摘いただいた時以来のおつきあいです。関さんは、塩素消毒に関しては教科書や大学の授業の類いが時代遅れになっていることを明確に解説できうる数少ない専門研究者の一人だと思います。
 その関さんには飛び込みや排水口事件の分析についての記載は本書が出るまでお見せしていなかったのですが、出版後関さんから温かいエールをいただきました。今までここまで紹介して分析した書物はなかったとプール問題の専門家にお褒めいただき、筆者は恐縮しています。