本のサルベージ

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先日来、手持ちの本を片付けています。機械的にやれば話は簡単なのでしょうが、思い入れのある本もあるのでなかなか先に進みません。買う時にはそんなこと考えなかったのにね〜。

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サルベージとは沈没船の引き上げのこと。私の場合、一度は読んだことのある本、それも殆どが記憶の彼方ヘ行ってしまったものの中から仕訳するわけですから、海の底から沈没船やお宝を引き上げるのにちょっと似ています。

片付けを始めると、えっこれ読んでたの?、感銘受けたはずなのでもう一度読もう、大事な本だからやっぱり残しておこう、とかでなかなか先に進みません。

それでも年末までに買取会社へ送ったタンボール箱は累計70。冊数にすれば2000冊くらいでしょうか。その70箱の本のうち書き込みが多かったり、汚れていたものはごみ扱いですから、値段がつきません。これが約半分!

値がついたのはすぐに売れるような人気本や漫画の類い。少し哀しい気もしますが、電子本が普及する現在ではそれもありなん。全集や専門書の類はその方面を扱う古書店へ任せれば値が付くのでしょうが、一々交渉するのが面倒だし、もともと家中の本を片付けるのが主目的なのでタダみたいな買取価格でも問題なし、としておきましょう。

来年になればまた本の送り出しに勤しむつもりですが、たくさん残っているので先は長し。また本以外にも資料や記録書類などが書架に山積しているのに改めて気づいたのでさらに時間がかかりそう。

さて、サルベージして残した本はおいおい紀介していくことにします。それらを取り上げることで自分の見直し再発見にも繋がりそうです。