パリはもう秋、街路にはマロンいっぱい

.Travel & Taste

paris100910日間のフランス旅行を終え昨日帰宅。出かける前の日本の猛残暑がウソのように収まっていました。
フランスはパリもボーヌも既に秋模様で、朝夕は冷えるのでコートを着ている人もちらほら。

今回は食べ三昧の旅行、ボーヌでゆっくりしながらワイン畑散策にシャトー・ドメーヌ巡り。訪れたレストランは、プレカトランやランブロワジー(パリ)、マルコン(サンボネ・ル・フロワ)にラムローズ(シャニー)の3つ☆他。最高の美食で至福なひとときを得るに留まらず、改めていろいろなことを学ばせてもらいました。その話はおいおいに…。

その前にまずマロンの話の続きから。先日フランスのクリはシャテーニュで、日本でいうマロンではない、マロンとはマロニエの実のことだと書きましたが、パリやボーヌの街角を歩くとそこかしこにマロニエの木々からマロンの実が落ちていました。その写真が下。(発音的にはシャターニュではなくシャテーニュ)

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日本の栗のような、とげとげのイガはありませんが中味の実は栗そっくり。マロングラッセはマロニエの実で作っていたという歴史に肯けます。日本の栗とは少々違いますね。

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過去フランスの街路で見ていたはずなのにちっとも気づいていなかったのは、目で見ることはできても本当は何も見えていない(理解していない)という「事実」に改めて唖然とする次第。ただ、シャテーニュ(栗)の実にはシャテーニュとマロンの2つがあるという奇々怪々な解説もインターネットにあり、話は複雑でようわかりません(苦笑)。