マスコミ・ミニコミの眼
2000/03/23
有田宅を紹介する新聞やTVが増えてきました。別に自慢したいわけではありません。有害物質を極力排除したら、こんな家ができるんだ、あるいは太陽や雨を活用しようとしたら、こんな家づくりもあるよ、ということを広く紹介するのは視聴者にとって有益だと思いますし、情報価値も高いはずです。
今のところ、 先の読売新聞 以外に毎日新聞の紹介記事もありました。また、読売TV系の大阪北摂地域のケーブルTVでも放映されました。現在、TV朝日系の某番組の放映計画も進行中となっています。また、自分自身で紹介した記事も雑誌「週刊金曜日」の301号に載っていますし、詳細な家づくりの記録については某出版社から上梓すべく執筆中で。こちらとしても自宅を将来の家づくりの叩き台にできないかという意気込みもありますので、マスコミやミニコミ報道の取材には積極的に協力しようと考えています。考えていますが、ときどき変な申し入れもあるから困ってしまいます。その例を2つ紹介しておきましょう 。
あるTV局から朝番組で実況したいとの電子メールがありました。なんでも、早朝5時半スタンバイで7時半くらいからの実況中継とか。別に家を紹介するのに早朝じゃなくてもいいはずだし、近所迷惑もはなはだしいのでお断りしました。あれって、報道される側に商売っ気があったりする場合には企画に乗るんでしょうが、うちはそんなの関係ないもんね(苦笑)。
もうひとつ。近所の某新聞系ミニコミ誌から取材依頼がありました。最初は知人経由で、取材内容については電子メールという今風の展開でした。しかし、紹介の骨子というのが「週刊金曜日に載った家」という内容だというので、これまたお断りさせていただきました。「環境に配慮した家づくりに取り組んだ家」というスタンスなら問題なかったのに、どうして意味不明の、人気マスコミ小判鮫みたいな企画にするんでしょうかねぇ。
要するに、報道側は自分らの目論見や都合で番組企画を作り、報道するだけということなんでしょうね、きっと。社会性とか未来を展望した視野で記事や番組作りしてよね、って言いたいのは私だけでしょか。 ’