そろそろhttps

.お知らせ Mac/Web/WP/Mobile

凄い台風が首都圏を襲来。でも、関西は秋晴れ真っ青。所変われば何とやら、ですね。

先日来お伝えしている通り、サーバーセキュリティ改善のためにhttps化を進めています。先週から作業していますが、hosts設定って何? なぜ新サーバー側をいじったら旧のも変わるの? 等々、最近のWEBテクノロジーに頭が追いつかず苦労しています(苦笑)。備忘のために記しておきます。

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私が契約しているサーバーはheteml。ここではサーバーの置き場所でhttpsを動かせるものとそうでないものがあるため、私のように5年以上前から契約している者はWEBアプリをセキュリティ管理のできる新サーバーに移設しなければなりません。

雨が多いので拙宅ではアジサイみたいなのが咲いてしまいました。

まず行ったのは、用意してもらった新サーバーにWEBアプリのWordPressと関連ファイルのコピー。50GBくらいのサイズだったのでマル1日かかりました。ここまでは簡単。

いざ新しいサーバーにあるWordPressにアクセスしようとしても繋がりません。サポートに尋ねると、いくらやっても旧サーバーに繋がりますとのこと。要するに、arita.comに割り当てられたIPは1つなので、../ar/….とやると元のにしかアクセスできません。どうやったら新サーバーに繋がるのでしょうか?

サポート曰く、お使いのパソコンから新サーバーのIPに繋いで下さいとのこと。使うのはhosts設定。これにarita.comを別のIPに変換してアクセスするというわけ。hosts設定ってそういう使い方をするんですね(勉強になりました)。ターミナルコマンドでファイルをいじることになりましたが、後で調べるとMacならもっと簡単にする方法があるのを知りました。

これで新サーバーに繋がりました。これでhttps化するための細かい作業ができると思いきや、また新たな問題発生。新サーバーのファイルをいじると旧のも書き換えられてしまうのです。なんで?

よくよく考えると、WEBアプリの仕組みによる問題でした。WordPress(以下、WP)は本体アプリはphpコードで動かしますが、データそのものはデータベース(以下、DB)に置きます。hetemlではDBをWEBサーバーとは別の処に用意しているので、いくら新サーバーのWPで作業しても、データは同じDB。だから、旧サーバー側のWPで表示されるものも同じというわけです。

しょうがないのでWPとは無関係なページを内部に作ってサーバー確認をしている最中です。わかってしまうと簡単ですが、最初はどっちのサーバーをいじっているのか不明になって混乱してしまいました(苦笑)。

この後、新サーバー側に持ち込んだファイルを精査してから、サーバーの新旧切替を行います。切替後にhttpsの認証ができれば、できるだけ早く内部リンク等をhttp:///…からhttps://…に変更します。それまではまともに表示ができないページががあることをご勘弁下さい。

新サーバーへの移行は今週末くらいを予定しています。その際に訪問者が../ar/でアクセスしてもhttps://になるようにいじります。また、完全に移行できたらお知らせしますので、それ以降は手元のブックマークなどを変更していただければ幸いです。