iPhone6について雑感です。
まずアップルの販売中止。昨年9月に売り出し開始したものの、円安のため即１万円前後値上げ。その後、注文すら受け付けなくなったiPhone6/6 Plus。未だに販売再開されないのを見ると円安が理由というより、もう数ヶ月で当たり前になるSIMフリー化規制の方に理由がありそう。もう１つはmazekについて。

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当初、アップルがSIMフリー版のiPhone6/6 Plusの販売を中止したのは急激な円安で値段が折り合わないからだと勘ぐっていましたが、その中止期間がここまで延びてくると別の理由が俎上に挙がってきます。それはSIMロック解除規制。

総務省が「ＳＩＭロック解除に関するガイドライン」改正案を出したのが昨年10月末。それによると、今年5月以降に販売されるスマホやタブレットについては原則無料でSIMロック解除になるらしい。そうなれば、現在ソフトバンク等の大手キャリアが販売しているiPhoneなどは簡単にSIMフリーになるわけで、アップルがわざわざSIMフリーと銘打って販売する必要もなくなります。

アップルとしては円安で価格調整が難しくなった上、どうせすべてのキャリアでSIMフリー化されるので無理に利益の薄い価格での販売を再開するまでもない、そう考えたのではないでしょうか。

昨年9月にSIMフリーiPhone6を手に入れた者としても、キャリアに縛られない通信手段があたり前になることは大歓迎。これでやっと世界標準です。

もう１つはmazek、手書き入力用アプリ。知っている人なら私がわざわざ云うまでもありませんが、手書きした文字をデジタル文字にしてくれるソフトです。7note等のアプリに付属していた入力支援部分だけを独立させ、iPhoneのiOS 8のあらゆるアプリで使えるようになりました。これはめちゃ便利。ホンマだよ。

以前7note miniを使っていたのですが、いったんそこで書いてデジタル化し、コピーペーストでメールやメモに移動させていたのですが、急いでいる時は面倒なので次第に疎遠になっていました。でも、今回のmazek独立化でその面倒さが消え、とってもとっても楽になりました。iPhone6の処理速度が上がったせいかもしれませんが、手書き変換能力も随分向上しているような感じです。

先週インストールして、私が使うキーボードはすべて手書き変換に変更。スタイラスを使わなくても指書きでオッケイ。とりあえず、問題ない限り、これでいきます。ということで、mazekに最新技術の変化を感じてしまい、皆さんにもお伝えしたいと思った次第です。

ちなみに、mazekの開発元はMetamoji。一太郎やATOKを作り出した浮川夫妻がジャストシステムを離れて作った会社です（この経緯もなかなか面白い）。