前略元気です

.お知らせ

拙宅のサクランボHPの更新をほったらかしにしていましたが、季節が春になり、体調も随分良くなってきたので、また少しずつ書き込みをしていこうと思います。

といいつつ、現在フルーで鼻喉痛し。(写真は自宅のサクランボ)

一昨年前に出くわした狭心症。昨年5月に再カテーテル挿入で造影検査を行い、心臓冠動脈に填め込んでいたステントがきちんと機能していることを確認。これで一安心・・・だったはずですが、薬の影響からか体調がもうひとつ思わしくない状態が続いていました。

昨年末に血液検査を行うとコレステロールや中性脂肪の値が異様に高く、そのままでは糖尿病や高血圧症が顕在化しそうな感じ。主治医の指示で使っていた薬をメバロチンからクレストールへ変更しましたが、それでも改善せず。年明け2回目に替えたリピトールでなんとか普通値に低下。今後こちらで処方しましょうということで落ち着きました。やっとなんとか事なきを得たような雰囲気もありますが、薬との相性ってあるんですねぇ。

その間、食事内容をどんどん野菜中心のものに変えました。食事療法の効果は限定的だと云われているそうですが、それでもやらないよりまし。一昨年の狭心症以来、卵やコレステロールの多い肉類はできるだけ控え、昨年末からさらにさらに野菜中心の食事に。毎日の運動である徒歩連続1時間も継続中。そういう効果も血液データ改善に寄与しているのかもしれません。

一昨年11月に冠動脈カテーテル手術を行った時の主治医の説明は「当医院における成功率は閉塞していない場合99%、閉塞していれば76%(2004年度)・・・」とのこと。連れ合いに「万が一のことがあったら」等と冗談めかしていると、万が一どころか、百が1か、それ以上の危険性というわけで、思わず唖然。

ume8.jpg手術前に遺書と銀行証券口座の所在、そのアクセス方法等をしたためました。死ぬまで整理して公表しておこうと、こちらも常々冗談めかして云っていた水道の話は既に本の形で出版しましたので、それはそれで安心。そうなると、あとは野となれ山となれで運任せ。今これを書いていますので運が良かったということなのでしょう、きっと。

命を拾った後、改めて思ったことといえば、ワインは貯蔵せずに飲みきってしまおう、お金は使える時に使おう、あるいは連れ合いや家族には優しくしよう、はたまたお世話になった人にはできるだけ(生きている間に)恩返しをしておこうとか・・・いろいろ感じるものがあります。

もともとモノに対する執着心は強いほうではありませんので、どこがどう変わったというわけではありませんが、次にしようとか来年まで待とうというような発想には警戒心が出てきました(苦笑)。

まぁいずれにしても、私の人生は私だけで成り立つものではなく、知人友人、そして回りの方々、そして自然環境の上に存在するものであることを再確認しながら、少しでもその回りにお裾分けできるような毎日を送っていきたいと思う次第です。