うそつきは政治家の始まり

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昔、うそつきは泥棒の始まりと云いました。今云うなら、うそつきは政治家の始まりです。
選挙の時の公約を平気で翻すような与党は最悪です。人の信を破る民主党は、ある意味で自民党よりクソ。もう誰も民主党の言い分を信じる者はいなくなるでしょう。

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いつもなら記事や文言の分かり易さを標榜するのに、都合の悪い時には、わかりにくい・詐欺的言辞を弄するのが御用メディア(先日お亡くなりになった日隅さんはマスゴミと云ったらしい)。

マスコミは3.11以前から既に御用メディアでした。TVや新聞に出てくる政治評論家やニュースキャスターという人種は官邸機密費で飲み食い三昧で、官邸・官僚、そして闇の権力の言いなりです。(注)

そんな御用メディアは官僚官邸と結託し、一体改革法案とか、社会保障・税一体改革などという言葉を使いますが、本質はずばり消費税増税法案。

今回の消費税増税問題をみてみれば、民主党は前回選挙の時、国の財政改革を行えば16兆円以上を捻出できるから増税する必要なし、といっていました。覚えていらっしゃいますでしょうか。

このことをTVや新聞が皆さんにきちんと伝えているでしょうか。新聞テレビは記憶がないのか、それとも云いたくないのか、おそらく後者でしょう。指摘しているのは、ネットや雑誌などの比較的小さなメディアしかありません。たとえば、ダイヤモンドオンラインの記事はこちら

小沢グループがどうのこうのというのは、オザワという名前に多くの人が抵抗感を持つことを期待した誘導操作です。気づいて下さい。今回は小沢さんの言い分が妥当です。小沢さんが好きか嫌いか、あるいは政治的背景や資質などはいったん横に置いて考えてみれば、公約破りの民主党の悪辣さははっきりしています。

野田某や前原某はもともと自民党より右寄りですから、自民党や公明党と結託するのは何の不思議もありませんし、どことどこが合体しようが、そんなのはどうでもいい。でも、国民にとって大事な案件は選挙で信を得てからやるべきです。ましてや選挙の時にやらないと云っていた話を勝手に進めるなど言語道断。政権幹部の云うように喫緊の課題というなら、先に選挙をやってから判断すればいいだけ。

民主党政権幹部は何を脅されているのか知りませんが〔注)、公約破りは政治家としての死を意味します。襟を正してほしいと強く強く思う次第ですが、そうでなければ悪辣政治家は次の選挙で落選させましょう。

(注)都合の悪い政治家等に対し、警察関係や税務関係はたまた人に知られては困る個人情報、家族記録を元にして脅すというのが官僚の常套手段。