休み明け

.opinion .Travel & Taste

異国で休暇をとると時差の調整が難しい。昔はそんなこと考えたこともなかったのに年のせいかもしれません。戻る方の日本の生活も311以来の「非日常」。ところがTVや新聞は、今が(タレブの云う)Extremistanな世界であることを隠しています。確率的危険性の意味をわからない識者が安全を唱えるのは滑稽ですが、それに騙される人たちが大勢いるのを見るのも辛い。

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311以前に予定していた旅で、10日間ほどイタリアをぶらぶらしてきました。Veronaで「AIDA」を鑑賞し、Albaではセグウエイでワイン畑を巡り、新旧ピエモンテ料理に舌鼓。Milanoでは「最後の晩餐」を見比べ、野菜だけを素材にしたレストランを堪能。またまた新しい素敵な記憶を追加する旅となりました。(左はロミオ&ジュリエットのテラス)

イタリアといえば、ユーロ危機、PIIGS問題で国債入札も危ういというのに、なぜかしら明るい(明るく感じる)のは国民性なのか。ちょっと地方へ行くと、食べ物は産直中心でコンビニ冷凍食品なんかとは無縁の世界だし、なにしろ脱原発を国民投票で勝ち取った国とくれば、妙に親近感を感じます。勝手なものですね。実際出会う人のホスピタリティに感謝々々の毎日でした。

昨年のフランス旅行ではiPhoneとiPad、今回はiPhoneとMacBookAirを持参。ホテルのWiFiはいろいろ問題ありで困ったちゃん。でも、イタリアのドコモみたいなTIM製のアンロックSIMを入手してEmobileのポケットモバイルルーターに入れれば、あらまぁ!イタリアでもモバイル環境が可能になりました(後で詳述)。なんやかんやで、この間の日本でのニュースは読むことができましたが、まぁ休暇なので流し読み。

さて、
311以来、このサイトでは震災津波そして原発関連の話題に集中してきました。有り難いことにブックマークをつけたりRSSでチェックしたりして下さる人も多く、書き間違い等を指摘して下さる人たちもいて、こちらもなかなか気が抜けません。

ARecoNoteをご覧になる方々の閲覧内容を見ていると、もともと私が取り組んできた水道水関連の話、遊泳プール事故の話、そしてエコロジカルな自宅建築やライフスタイルの話が中心です。変わったところでは、レストラン情報とかそんな話にも根強いアクセスがあります。たとえば、「ランブロアジー」とか「ラムロワーズ」あるいは「乙女寿司」なんてワードでググるとトップページ付近にヒットしますので、美味しいもの好きにも情報源の1つなのでしょう。嬉しい限りです。

しばらくイタリア旅行の話題もアップしていきます。美味しいレストランの話も登場します。原発以外の話題は読みたくないという人はカテゴリーに注意して読み飛ばして下さい。