京大の入試中に発覚したネットカンニング。大学の対応やNHKの報道を見ていると携帯を使ったかのようですが、時代はもっと先に進んでいます。対応する側の技術に関する認識があまりに稚拙ですね。(追記3/4)　事件は結局携帯使いのカンニングみたいですね。私の方が時代を先走りしてしまいました（苦笑）。

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昨日のNHKだったか、どこかの大学関係者を引っ張り出して携帯カンニングを見逃した京大側が甘いなどというコメントをやっていました。一言云えば、○▼じゃないの〜。携帯電話にしか結びつけられない発想に頭の硬さと古さを感じさせます。

携帯IPをネット会社に提出させれば相手が掴めるって？　う〜〜ん、携帯電話を使っていなかったらどうする？第三国を迂回してアクセスするくらいの腕がある相手だったらどうするの？

とっくに時代はウェアラブルコンピューターでっせ。隣の人にも気づかれずに画像データを送信し、かつ外部からのデータを受信するのは難しくありません。最新技術に明るく、ちょっと手先が器用なら中学生でも監視員に全く気づかれずにカンニングできるでしょう（きっぱり）。

データを送る方で一番考えられるのはメガネ型のカメラや腕時計型カメラ。受信側ではメガネ型コンピュータでしょうか。既に市販されているし、自作するのも難しくない。メガネ内側のスクリーンにネット情報を表示させても、よっぽど近づかない限り監視員側からは見えません。まぁこの手のものはまだ大仰なのでバレ易いでしょうが、一昔前にはSF映画みたいなシーンは既に実用的なんです。

大阪のMBSテレビが日本橋の専門装置店（地下鉄恵美須町出口南側のあの店ですね）に取材して、メガネ型等の超小型カメラの存在を報道していたのが技術の核心に迫っていましたが、これは例外的な報道。

そのうち、試験に通るためには超小型化された送受信機を頭の中に埋め込む受験生だって出かねません。この技術だって最先端補聴器で既に実現済みだし。

私思うに、送信手段は超小型カメラで入力した画像を送信（携帯電話じゃなくても可能）、受信はデータではなく耳に仕込んだイヤホンからのアナログ入力かな。外部協力者は１人じゃなくて組織的なものかもしれませんね。

でも、そこまでして大学に通りたいかぁ〜。既に京大や東大に入れば何とかなるという時代は終わっていると思うし。最新ハイテクを駆使して有名大学に入りたいと考える受験生、また、そのテクノロジーについていけない当局や報道の双方ともが時代遅れのような気がします。

今回の相手は外部に入試をスラスラ解けるような回答者がいなかったのでしょうか？　ハイテクには最先端でも頭の内容がついていっていない連中なの？　そうかもしれんし、そうじゃないかも。

だって、もし頭も良くハイテクにも明るいなら、ネット相談なんか介さずともカンニングできる。でもそれじゃ自分らの「賢さ」が誇示できない。と考えてくれば、ハイテクの腕を誇示したいという確信犯なのかなぁ。でも、身元がばれないにように痕跡を隠していなかったらCIAからはリクルートしてもらえないよ。だって、彼らは911ですらでっちあげて隠せるような腕がある連中だから（CIAが911の犯人だという意味ではありません、為念）。

（追記２　3/4）　それにしても、たかが試験のカンニングを各社がニュースのトップに持ってくるという異様さ！　もっと大事なニュースはたくさんあるだろうに…。凶悪な殺人犯でもないんですから、もっと大らかに対応したらいいのにねぇ。
おまけにすぐ警察呼んだ京大は自らの非をまず考えてほしいもんですわ。大学の自治はどこにいったん？　やっぱり幻なんだね〜。そういう意味でも恥ずかしい。

たかが試験。イカサマして受かってもいいことなし。心入れ替えてまた出直してね。大学なんて日本だけじゃないし。