危険なインターネット選挙

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電子投票なんか、いじれる者にはいじれるんでは? と不信に思っていますが、先週インターネット投票を簡単に捏造してしまうという話が米国でありました。やっぱりコワイなぁ。

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場所はワシントンDC。ターゲットは、海外派兵の不在投票を扱う電子投票システム。コロンビア州のインターネット投票についての公開試験において、ミシガン大のチームが36時間も経たずにシステムを乗っ取り、市議会議長をスターウォーズのロボットにしてしまったとのこと。

さらにコワイのは、そのチームを率いていた教授曰く「システム内にいたのは自分たちだけではなく、中国やイランを拠点にする連中もいた」との話。あんりゃまぁ。

業界側はコロンビア州は例外であるかのような説明をしていますが、実際のシステムが乗っ取られたのは事実。インターネット選挙について重大な疑義が出てきたというべきところでしょう。

米国の話ですけど、選挙が接近戦になってくると海外300万票は大きな意味を持ってくる、非常なリスクだという批判的な意見の方がまともに思えました。

以上、出典は
FOX News 「1 DAY TO DECIDE: Could Hackers Hijack Internet Vote? Nov 01, 2010 5:33 PM EDT」

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最後の件、日本の地方選挙なんか不在投票を使ったインチキをやっているのではないかと私は睨んでいます。最近は投票の密封をしないので尚更です。だって、投票箱ごと入れ替えてしまえば簡単にイカサマできるじゃないですか。実に原始的なやり方ですが確実です。

・・・・(ここ数行、死者の名誉に関わる問題なので削除)・・・・

インターネット選挙なんかだったら、そういう離れ業もせずに誰かがどこかでキーボードからいじれるわけですから、犯罪の意識なくできちゃうコワサがありますね。電子投票とかインターネット投票とかを持ち出さずとも、やっはり選挙はアヤシイなぁ(笑)。