WordPress 今昔
2023/07/30
先日お知らせした本サイトの文字化けの続き。ちょっと直したくらいでは対応できないフカ〜〜イ問題がありそうです。どうやら本サイトが、現在のWordpressとは相性が悪くなってきたみたい。思い起こせば、Wordpressを使ってサイト構築を始めたのは2007年で既に16年前。当時のヴァージョンは2.x、現在は6.xですから今は昔。内部構造も当時からみると大幅に変更され、以前の表示仕様ではサイト設計から変更しなければアカンかも。
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本サイト運用の経過はinfoページに示す通り。
- 1998年8月 arita.comドメインで『AR環境情報』を開設。
- 2003年8月 『ARエコノート』にタイトル変更。blog形式化
- 2004年5月 サーバーサイト変更(5月)
- 2007年5月 サーバーサイト変更とWordpressの採用
- 2008年12月 Wordpress 2.7採用とARecoNote2の公開
- 2010年11月 WordPress3.01採用とARecoNote3の公開
- 2014年12月 サーバーサイト変更
- 2015年01月 ARecoNote15の公開
- 2019年09月 SSL(https化)とARecoNote19の公開(in work)
サイトエンジンをMovabletypeからWordpressに替えたのが2007年、その時にデータはバークレーDBからmySQL、操作言語はPerlからPHPに変更しています(不明なテクニカルな話は読み飛ばして下さい)。
その後、Wordpressの機能強化や対応するDB、PHPのヴァージョンアップでサーヴァー側のスペックも変更を余儀なくされ、2014年に対応レンタルサーヴァーの引越しに伴い現在の表示形式に大幅変更。半年以上かけてPHPと首っ引きで自分なりのテーマ構築を行うという、なかなかハードな作業でした。
しかし、それも既に9年前。ネットの発展とともに背後にあるテクニカルな仕様もどんどん変化してきました。現在Wordpressはヴァージョン6、内部構造はブロック中心。9年前にもその兆しはあったのですが、ブロックエディタとして登場したグーテンベルグが使いにくかったので無視してしまったツケが今頃回ってきたのか。
WordPressのブロックとは昔風の用語でいえば、オブジェクト指向型(オブジェクトオリエンティッド)。ブロック内にテキストやカラーその他の属性を埋め込んでいるので、ノーコードでも並べるだけでサイト構築ができるというのがウリらしい。でも出来合いではないブロックが要るなら全部自分で作らないといけません。こりゃ大変。また手探り手習するのかと思うと少し気が重い(笑)。
そんなこんなの1週間。今後はブロックエディタ(Gutenberg)が使えないとサイト構築に難ありという状況になってきたことだけは痛感しています(遅いと言われればその通り)。でも、そのハードルを越えないと先に進まないとあれば、しょぼしょぼでも勉強するしかありません。フィジカルにもメンタルにも暑い夏です。