AAPL あるいはフォレストガンプがお金持ちになった訳

一泉庵

AAPLと書いてすぐわかる人は株式通。というのも、これはApple Computerの株式市場での省略ネームだから。8年か9年前だったか、Apple株がドン底だった時、今買っておけばいずれ儲かるゾと大勢の方々に壇上から説明したことがあります。…

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当時のAppleといえば、OSの先行きが怪しく、会社が潰れるとかMSに買収されるとか、奇妙なウワサが飛び交っていた頃。私はこの株のおかげで当時最高速だったPowerPC9600と搭載メモリを1G程度買った経験もあり(当時内蔵メモリに1G積むのは3DCGerかPhotoshoperくらいのものだった)、Appleがなくなるわけないじゃないか、Appleが消えたらクリエータはどうするんだ!等と唾を飛ばしながら檄りました。札幌で行われたコーシングラフィックシステムズ社のイベント会場での一コマでした。わずかでしたが、自分自身も当然買っていたのはいうまでもありません。

その後、iMacの成功で株か上がり、OSXで不安を払拭し、そして予想外ともいえるiPodの登場で株価はウナギ登り。スプリットも2回あり、株数は4倍となりました。それがさらに、昨日のIntel版Macの登場でいっきに5%近く上昇し、80ドルを超えました。97,98年に勝っていたら20倍以上!!。う〜〜〜ん、凄いゾ、Apple。

個人的なことをいえば途中いったん売却し、2001年に再購入。昨年ほとんどを売ってしまいましたが、まだ100株残しています。自分の気に入った会社が業績を伸ばすだけでも嬉しいのに、株価があがれば尚嬉し(税金払うのは苦しい?)。そういえば、フォレストガンプが金持ちになったのもアップル株を上司が買ってくれたからでしたが、やっぱり凄いゾ、Apple!いつまで上がり続けるのかしらん。