新たに雨水タンク追加

.EcoStyle

雨のシーズン真っ盛り。ちょっと晴れたかと思いきや、数日のジトジト雨。そんな季節でも雨水利用をやっているとそれなりに楽しめます。今度拙宅に4つ目の雨水利用を導入しました。(当初の投稿は尻切れでしたので追記しました)

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拙宅の雨水利用の方法は3つ。まず、1)雨水でトイレ水洗用水を充当。これは雨水と風呂の残り湯を地下タンク1000リットルに貯めて活用するもの、次に、2)雨水で庭の撒き水。雨水をドラム缶型250リットルタンクの天水尊に貯めて利用、そして、3)パッコンで睡蓮鉢へ水を溜める。雨水樋からパッコンという製品で分岐を取り、睡蓮鉢へ水を誘導するもの、です。詳しい仕様コストについては既に触れた通りです。

myhouse4

家を建てて今年で16年目。いろんな設備が耐用年数を迎えている中、雨水設備も細かいところで綻びが出始めていますが、それはそれとして、連れ合いが庭用にもう1つタンクを入れようと提案。現在パッコンで水を取り出している雨樋に小型タンクをつけることになりました。

調べてみると、最近は実にたくさんの製品が出ています。100リットル級のものから数千リットルのもの、日本製外国製とお値段もいろいろ。初めての人にはいったいどれを使ったらいいのか、てんで見当がつかないのではないでしょうか。まぁ紫外線や腐蝕に強く、べらぼうな値段でなければ、あとは自宅との相性で好きな色やデザインを選べばいいのではないでしょうか。

ということで、今回選んだのはコダマ樹脂工業のホームダムミニ 110リットル。ネットで調べるとスペック的に問題なく、ちょうど設置予定場所のサイズに合うし、何より値段がリーズナブル等というのが決め手でした。

早速数日前に入手。前もってコンクリートブロックで基礎台を作っておき、その上に載せました。雨樋1本では100リットル貯めるのにそれなりの雨量が要りますから、実際の利用はまだ先のことになるでしょう。

miniDam15

雨水利用のメリットは何か。水道代の浮いた分と比べて採算性がないという人もいそうですが、その比較自体が無理。だって、雨水を使う利点を計算するスベを私たちはまだ手に入れておらず、だいいち普通のものさしで採算性とか利益とか考えていたらエコなことはなかなかできません。もっと大雑把にエコロジカルとエコノミカルは本質的に同根だと考えるべきでしょう。

私が考える雨水利用の利点とは、まずメンタルに楽しいこと。ふだんはイヤな気分になることが多い雨ですが、タンクをつけると貯めるのが楽しくなります。だから、晴れて嬉しい、雨が降っても楽しい・・・、そういう気分になること請け合いです。また、個々の敷地内で一定時間雨を貯めることで、一気大量排出の時間を遅らせることに繋がります。雨の降り方が近年大きく変化しつつあるのでこの効果はなかなか大きいものとなるでしょう。等々です。

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