祝 ミラジュール

.Travel & Taste

昨日本サイトを見ると、一番アクセスがあったのが「ミラジュール ニースその13」。2014年の旅行記の一部ですが、個人的なレストラン訪問記なのに、なんでかな? 

ググってみると、今年の「世界のベストレストラン50」でミラジュールがトップに選出されたそうな。おまけに日本語の訪問記があまりないため、本サイトにアクセスが集中したみたい。

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「世界のベストレストラン50」とは炭酸水メーカーのサンペリグリノがスポンサードするレストランランキング。斬新で今風の料理が重視されるせいか、ミシュランとは登場するお店の顔ぶれが違うのが面白い。

その今年のランキングで一番になったのが、本サイトでも紹介した南仏マントンにあるミラジュール。私たち夫婦が訪れたのは5年前、「フロア全体のブラッシュアップがすすめば、最高峰ランクは遠くないことでしょう」と書いていたら今年3ッ星になり、「世界のベストレストラン50」でもトップになりました。勢いありますね〜。

自分が見つけたお店の評価がアップして、おまけに世界最高峰になるというのは、皆が知らない会社の株を買っていたらテンバガー(株価が10倍)になったみたいなもので、ニコニコです。

一昨日このニュースが流れると、翌日朝からレストランの電話は鳴り響き、予約メールが殺到しているそうな。日本でも、どんな店なのかとググる人が増えたせいで、本サイトにもアクセスが殺到。調べてみると、日本人で訪問記を書いた者がほとんどいなかったようです。少しでもレストランの紹介の足しになれば幸甚です。


ついでながら画像データをググると、これまた本サイトにアップした写真がたくさん。ただし、これは日本語で検索した場合のみで、英語や仏語で行うと本サイトのは出てきません(笑)。

念のためにいえば、美味しいお店は日本にも山ほどあります。世界まで範囲を拡げれば数えきれません。ミラジュールもその1つなのですが、一生かかっても全てのお店に行くことは到底できません。ここが悩ましい(苦笑)。

料理の内容が自分好みかどうか・サービスは心地よいか等々まで考慮すると、決してランキングの上位店が良いとか、大枚払わないと辿り着けないという問題ではないことは明らか。

とすると、1つでも2つでも自身のお気に入りを見つけたらラッキーと考える方が気が楽。そういう出会いが人生における愉しみの1つではないでしょうか。