英国国民投票で決まったEU脱退で新たに首相になったテレサ・メイさん。実は彼女は糖尿病、それも１型です。そのことを先月メンドーサおじさんのサイトで知りました。

・・・

Diabetes UK等の記事によると、2012年メイさんが国務大臣だった頃、ひどい風邪で医者にかかり血液検査をしたところ、糖尿病だと判明。当初２型だと診断されましたが、後で１型と診断されました。

この歳でなぜ？、若者が１型になるんじゃないの？と訝りますが（当時メイさん56歳）、40歳以上でも１型糖尿病は発症します。また２型から１型に診断が変わったことで薬治療だったのが、日に４回インスリン注射をしなければならない羽目になり生活は一変。でも彼女はめげませんでした。

EU脱退で首相のイスが回ってくると、１型糖尿病を患っている者が首相になれるのかという非難を受けたようですが、彼女の言い分は糖尿病だからといって仕事には関係なし、少しばかり食べるモノに注意し、注射があればオッケイ、とのこと。

ストレスが高いと血糖値も高くなりますが、首相のストレスは私たちの想像を超えたものでしょう。そんな状況でも彼女はハードワークをこなしています。逞しい！　素晴らしい！！

２型もどきでメイさんと同じ歳の私ですが、１型のメイさんの話を読んでいると私の気苦労なんか比較にもなりません（苦笑）。　彼女に幸あれと願う次第です。