政府に東電社員36人出向 何だこりゃ!!

.opinion .お知らせ 3.11

5月27日の衆院経済産業委員会で吉井英勝議員(日本共産党)は、東電からの出向者36人が政府の要職に就いていたことを暴きました。開いた口が塞がらないとはこのことですわ。記事はこちら

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5月28日付けの赤旗によると、「吉井氏の質問に対して政府は、東電からの在籍出向は、内閣官房12人、内閣府15人(現在3人)、文科省9人(現在2人)にのぼると答弁。さらに全電力会社からの在籍出向数は内閣官房が20人、内閣府が65人(電力関係公益法人含む)、文科省が14人(03年以降)と答えました。約100人の電力会社からの在籍出向のうち東電からの採用が3割を超えています。」とのことです。

在籍出向ということは、東電などに在籍したまま内閣官房・内閣府などの政府中枢で政策立案を行うということ。詳しい内訳は記事を参照していただくとして、内閣府、内閣官房、文科省にゾロゾロ入り込んだ東電ほか電力会社からの出向組が原発推進を担っていることは間違いありません。ズブズブどころか、完全一体じゃないですか、これは! 国と電力会社が一体化して進めている原子力行政の姿が見事に見えてきます。

こんな連中を排除せずして、東電福一原発事故の解明やエネルギー政策の見直しなんて、有り得ませんね。