東京ガス、燃料電池コージェネシステムを市場へ

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12月6日付けで東京ガスは「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム商用機の市場投入を開始」との広報を行いました。やっと登場の、燃料電池住宅です。…

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発表によると、使用する燃料電池は固体高分子型PFFC。荏原バラード製と松下電器製の2つを用意しています。
スペック性能は、
  定格発電容量:1kW
  発電効率:31%以上(HHV)
  熱回収効率:40%以上(HHV)
  貯湯槽容量:200リットル
  燃   料:都市ガス13A
となっており、メンテナンス費用を含むFCパートナーシップ契約を10年間結ぶことになります(100万円)。東京ガスでは既に12月1日にこの料金について、「実証データの収集にご協力いただくため、契約期間(3年間)を対象に、一般料金から3%の割引を行います。なお、月額請求金額の上限を9,500円(税込み・使用量約80m3相当)といたします」と発表しており、フロンティアは意欲的な料金設定を享受することができます。いいですね。
ちなみに、大阪ガスは、京セラ製燃料電池で2005年中に市場化とのことですので、東京ガスが一歩先んじた格好となりました。

念願の燃料電池登場ですが、拙宅のようにソーラー発電と組み合わせたシステムを想定しているような場合、いったいどうなるのか気になるところです。

でも、時代が確実に動き始めたのを感じるニュースです。早く原子力発電の電気とおさらばしたい者にとっては朗報でしょう。