危惧していた通り

.opinion

私の地元のごみ問題で恐縮ですが、危惧していた通り、とんでもないことになってきました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
滋賀県志賀町において昨年10月に町長選挙が行われ、県の進める廃棄物処理施設計画の撤回を訴えた山岡寿麿氏(66)が当選した件で、マスメディアが報じた「反対派の勝利」に注意が必要だという点は既に書いた通りです。

この3月3日からの町議会で、その「反対派」町長は、計画反対の看板をおろし、公約を破棄する姿勢を明らかにしました。詳しくは、こちらです。全く住民を愚弄する行為です。
この町長は支援団体ともども、ごみ焼却場はどこかに必要だ、でも、地元には作るな、どこか別の場所へ行け、という人物でしたから、環境問題に対する哲学もなく、本質的なごみ問題の解決も期待できません。私に言わせるなら、いつ当局側に寝返っても何の不思議もない人物でしたから、その危惧が早々に的中してしまったということになります。

ところが、町長の支援団体である日本共産党や自称「市民派」集団は、公約破りの町長を公式に批判しようとしません。町議会での所信表明で町長の公約違反が誰の目にも明らかになっても、いったん手に入れた「利権」を手放したくないのか、いまだ町長を擁護する姿勢のまま。この点は、私の危惧を超えて、滅茶苦茶な展開になってきました。

なぜこんな愚かな事態になったのか、後日検証してみたいと考えています。