正しく知る地球温暖化

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正しく知る地球温暖化―誤った地球温暖化論に惑わされないために地球温暖化。その原因が二酸化炭素だと主張するIPCC(気候変動に関する国際パネル)の素性やその目的についてはいろいろ胡散臭い。地球温暖化はまぁ納得できるとしても、二酸化炭素が主因という科学的根拠はどこにもないから。
(この稿、1/27に追加訂正あり)
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今朝NHKでは、そのウソの1つ、「ヒマラヤ氷河は2035年で溶ける」が全く根拠のない話だったことを報じていましたが、「我々素人としては、IPCCの見解に頼るしかない」としたのは、やっぱりNHKだなぁ。科学は多数決でもなければ、政治でもありませんよ(きっぱり)。(注)

上記アラスカ大・赤祖父俊一さんの本は温暖化データの採り方の作為的誤りや二酸化炭素説のマヤカシ等、温暖化の科学的説明だけでなく、IPCCの問題にも肉迫しています(本の解説はいずれまた)。

(注)
当初私が聞いた感じで「多くの学者が支持することもあり…、IPCCの話についていくしかない(概意)」と書いていましたが、NHK解説委員のブログによると「我々素人としては、IPCCの見解に頼るしかない」との原稿でした。訂正しておきます。
ただし、この解説委員の言い分はわざとなのでしょうか、問題の焦点をはずしています。赤祖父さんらの本でもわかるように、問題になっているのは温暖化の真偽ではなく「炭酸ガス主因説の真偽」。それを故意にはずしてしまうと、科学者間の議論だけでなく、温暖化の話も混乱します。