カイツブリとカモ

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カメラ付望遠鏡のおかげで、また1つ知見を得ました(笑)。カイツブリとカモ。見た目は似ていますが、カイツブリはカイツブリ目カイツブリ科、マガモやカルガモはカモ目カモ科。目も科も違うなんて最近まで不知。いったいどこが違うのか、サギ同様で図鑑をチェックしながら勉強中。

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琵琶湖のことを別名、鳰の海(ニオノウミ)と云います。その鳰とは湖畔によくいるカイツブリのこと。その鳥が生息する琵琶湖が広いので海としたのでしょう。こちらずっと、カイツブリはカモの一種だと思っていたら、今回図鑑で調べた結果、別の目・科の鳥だと知りました。

色は黒っぽいけど、カイツブリ

どこが違うのかといえば、大きな違いは水かき。カモは指と指との間に水かきがありますが、カイツブリは指間全部に渡るような水かきはなく、指の周りに羽根のような形状のものがついています(弁足)。

足指の周りに羽根のようなヒレがありますが、カモのような指間全部を覆う水かきはなし。

また、嘴の形状が平たいのがカモで、カイツブリは平たくないという特長があります。ご存じでしたか? どちらもカモだと思っていた私は形状の違いどころか、目科が違うなんて、全く知りませんでした。

カルガモも琵琶湖畔にいます。

改めて見てみると、こちらの近所にはカイツブリだけでなく、カルガモやマガモ等がいるようです。学生時代から琵琶湖の周りを頻繁に歩き廻っていたのにそんなことを知らなかったとは不覚(笑)。知らぬこと多かりしのサンプル例をまた1つ追加する次第。

綺麗な緑色の頭はマガモの雄。@哲学の道 京都