『あぶないプール』を出版して嬉しかったのは、本書がそのまま裁判の書証としていろいろな裁判の場で活用されているという事実です。

　排水口に吸い込まれた事件の裁判や飛び込み事故の裁判では被害例やその原因実態の把握の参考書証として使われたり、水質関連の裁判でも既に書証として活用されました。

　もともとプール事件を一覧したり、その原因分析に迫った研究書も書物もなかったのが本書を書きたいと思った動機でもありましたので、裁判書証への採用はまさに筆者が望んでいたことで作者冥利に尽きるといえます。
裁判で本書の内容をお使いになりたいという向きは是非有田まで御一報下さい。その後の動向もお話できるかもしれません。