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原料を確保し、それを加工し、そして消費する・・・、その過程のすべてで何らかの「廃棄物」が生まれます。つまり、ごみは、私たちが生きていく上でどうしても発生するものです。

廃棄物とはいったい何か。法律では、特定の事業活動から生まれるごみを「産業廃棄物」と認定し、それ以外を「一般廃棄物」だとしています。一般家庭から出てくるごみだけが「一般廃棄物」というのではありませんが、一般とか産業とか、そういう区分けは別として、本質的にはどちらも人間生活から出てくる廃棄物のこと。

これら「廃棄物」の発生を無視して、私たちが好き勝手な生活を追求していけばどうなるか。ごみは大量に作り出され、その始末に困ってしまいます。大量生産大量消費の社会ではその深刻度はいやおうにも増し、それを放置する行政当局と、その状況に安住する私たちの姿勢は、さらに問題を複雑化していきます。大雑把にいえば、これが現代のごみ問題の姿でしょう。

でも、それらの廃棄物は、はたして本当に「ごみ」なのでしょうか。つまり、二度と使い回しのできない厄介物なのでしょうか。そうではないでしょう？　ここがごみ問題を解くカギになると私は考えています。細かい話は追々にして、このＨＰが、みんなでいっしょにごみ問題を考えていくきっかけになれば幸いです。

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私が世話人をしている『新しい志賀町を求める会』のＨＰはこちらです。（注）リンクは削除 2010/11