糖質制限な話題を３つ。先月末ファミリーマートがRIZAPとタイアップして糖質制限なスイーツやパンを販売開始。ローソンを追撃する恰好になりました。どないなものなのか試食してみました。また、ある雑誌に面白い履歴書を発見。３つ目は水の話。この夏からオールフリー（サントリーの糖質オフ飲料）をやめて自家製炭酸水に切り替えました。その理由と現況を少し。

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先月22日からファミリーマートで糖質制限関連の商品が発売開始されました。RIZAPとのコラボで、「ファミマでRIZAP! コラボ商品9種類が登場！　〜おいしさにコミット！」とのこと。売り文句がまさしくRIZAP。

早速お店でパンとスイーツを購入。その時レジの女性から「え、それここで売ってるんですか？」と云われたのにはびっくり。CMで見かけるRIZAPの文字に反応したみたい。「今日から発売ですよ」と私が返すと、「どこの棚にあったんですか」と興味津々。いったいどっちが売り子やねん（笑）。お店の人にもまだ浸透していないようでした。

パンは「ブランロール」と「ハムチーズロール」の２種類。糖質がパン1個当たり約11g（エリスリトール除く）。ローソンのに比して味わいが普通のパンに近いのは小麦粉などの糖質が多いせいかもしれません。

その糖質量ですが、ローソンのブランパンが2個で5g弱なのに比べるとけっこう多い。パンに副菜を添えるとすぐに糖質20g程度かそれ以上になってしまうので要注意。糖質量だけみればローソンのブランパンには勝てません。

スイーツはどうでしょうか。チーズケーキ、カスタードプリン、ほろにが珈琲ゼリーの全てを試してみました。どれも糖質10g以下ですが、中でも珈琲ゼリーの4.1gは素晴らしい。チーズケーキとプリンはちょっと人工的な甘さを感じさせますが、珈琲ゼリーはまぁ及第点。ということで拙宅の一番人気は「珈琲ゼリー」で、これならリピートありです。

それにしてもローソンに続きファミマも糖質制限食を始めたことで、ローソンの品揃えが充実するなどの競争が出てくれば面白い。セブンイレブンの出方がどうなるかも注目です。

ところで、RIZAPの瀬戸社長は自分らは「糖質制限を広める会」ではないとし、「あくまで手段として位置づけている」とのこと。その通りの当たり前のことじゃないですか。それともRIZAPにとっては糖質制限はあくまで商売の手段だと云いたいのでしょうか（苦笑）。ちなみに私のような糖尿病もどきで膵臓機能に問題があるような者にとっての糖質制限とは『生きるための手段』です（きっぱり）。

2つ目の話題は大林組社長の履歴書の話。週刊ダイヤモンド2016/12/03号に大林組社長の白石達氏の「社長の素顔」というコラムがありました。その中の「座右の銘」に、「継続」：糖質制限ダイエット中だがすしは食べる、との記載あり。誰かさんと同じことを云ってるなぁと苦笑いしたところです。

日本の大会社の社長が糖質制限なんて言い出したら部下はいったいどう対処するんでしょうか。接待はどないなるんでしょう。社長がご飯パン麺いらんと言う横で社員はどうしてるんでしょうか？　大林組の人に是非聞きたいなぁ。それにしても、こんな紹介なんて数年前にはあり得なかった話。それだけ糖質制限が浸透してきた証拠で嬉しい限りです。

３つ目の話題は糖質オフな飲み物について。ビールや日本酒は炭水化物が多いので糖質制限者には御法度（嗜む程度ならまぁオッケイ）。糖質制限者のアルコール飲料なら焼酎やドライな赤ワインというのが通り相場ですが、ビールに関しては糖質ゼロの「オールフリー」（サントリー）などがありますのでそれを選んでいる人も多いでしょう。かくいう私もその１人でした。

でも糖質オフなビールというのはビールにあらず。正体不明な混ぜ物や添加物でビール味を作り出しているわけですから、以前からずっと気になっていました。でも食中のお供がないと寂しい。じゃ炭酸水ならどうかと試してみたら、これがなかなかいけるんです。

ということで、今年の夏から「ソーダスパークル」を採用し、１日に１リットルの炭酸水を自家製して使っています。「ソーダスパークル」の場合、炭酸ボンベ１本で1リットル作れるのでコストはリットル当たり60円ちょっと。夏はレモンを数滴垂らしてアクセントにしていましたので現在それを継続中。

30数年前、初めて外国で食中に炭酸水を飲む人たちを見かけた時、炭酸入りの水を飲むなんて変な習慣だなぁと思っていましたが、それは勝手な思い込みだったようです。私思うにビールの食欲増進効果って炭酸によるものなんじゃないでしょうか。今では炭酸入りの水の方が口洗いにもいいし、普通の水よりも美味しく感じています。変わるもんですね〜（笑）。ローカーボな人は是非一度検討してみてはどうでしょうか。