びわ湖の最北端、海津大崎の桜が先週末に満開しました。ちょうど加賀方面へ通り抜けるついでに今年は船からの景色も合わせてみましたら、なんとまぁ素晴らしい！

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先週末山代温泉へ向かうついでに福井かどこかの桜も楽しもうと考えました。ところが、今年は満開が早かったせいか勝山や加賀どこも既に散り始め。どこかに満開の処はないのかと探したところ、びわ湖最北端の海津大崎と福井の越前陶芸村の２つがまだいけるみたいなのでそこを観ようとしたのです（先週末）。

9日朝早めに北上。問題の海津大崎は９時半から通行規制でしたが、私らは10分前くらいだったのでそのまま車で中へ入ると予想に違わず桜は真っ盛り。道の両側に生える桜は淡いピンクのトンネルを作り出し、まるで別世界に迷い込んだような感じです。こんな桜に合うのはなかなか珍しい。

海津大崎の桜は今回２度目だったので感動もそれほどじゃ・・・と思っていたところ、私は全く勘違いをしていました。前回は海津辺りしか観ていなかったのです。というのも、桜は海津大崎では終わらず、さらに菅浦からつづら尾崎まで延々と続いているからです（高島市観光情報のマップ参照）。

おまけに海津大崎にこそ観光客は殺到していますが、二本松方面へ抜けて行く人は少なく、その先のつづら尾崎まで行く人はほとんどなし。まるで私たち夫婦だけの貸し切り道路のごとく桜を堪能できました。

途中二本松に車を停め浜から観光船に乗り込み湖側から桜を楽しむことにしました。10時前後だったので日射は東側、湖岸の桜が陽に映えています。船頭さんも云っていた通り、この景色は街道からは味わえません。船からの見物が人気な訳だ。ちなみに、写真はみな湖側から当日撮ったものです。

さらにつづら尾崎から奥琵琶湖パークウェイに入り展望台まで、ここも桜街道です。車で抜けたので写真はありませんが、文句なしに素晴らしい。次に行く機会がある人は菅浦やつづら尾崎方面へ出かけることを忘れないようにどうぞ。

日本全国どこも桜の名所だらけでしょうが、満開をピッタシで愉しむのはなかなか難しいのではないでしょうか。私たち夫婦にとって今年の桜見物は当たりでした。有り難い。