「4. 断熱・内装・壁工事」カテゴリーアーカイブ

ステンレス屋根到着

411yaneIri日曜日の朝、連れ合いと現場に出かけ、雨で溜まった基礎部分の水出し作業と掃除。入口付近に置いてあったのは屋根材。昨日持ち込んだらしい。
ステンレス304のシリコン塗装品。ホンマに304かどうか、磁石が吸い付かないことを確認。明日はいよいよ屋根張りか。

屋根葺き

屋根葺き開始。同時に外部足場を組む。今日は大工さん、屋根屋さん、足場屋さんと現場の人数が多くてお茶出しが大変(苦笑)。雨が降らないことを祈る。

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南面はビケ足場 北面はビケと単管混在足場

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瓦棒葺きのステンレス屋根、色はダークブラウン

412yane3屋根が張れたら雨仕舞いは安心。当初、瓦屋根も考えたが、値段と重さに抵抗を感じ、金属屋根を選択。しかし、腐食に強く耐久塗装ということで304ステンレスにシリコン塗装屋根としたら、値段はさほど安くなっていない。でも、仕上がりの色と品の良さに私も連れ合いも満足満足。

炭化コルク到着

428Ccork炭化コルク到着。ポルトガルからの船荷が昨日やっと到着とのことで現着が今日。

電気工事配線は2日目。これまた待望のエコケーブルが現場到着。矢崎総業製。

未来工業の後藤さんが架橋PE管配管状況をチェックするために来宅、振れ止めの追加をパイオニア設備工業に示唆。

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炭化コルクの寸法取りを行う原田棟梁と大工の奥村さん。右は噂のエコケーブル、手前の灰色が普通の塩ビ製。

炭化コルク設置

501ccork屋根断熱に炭化コルク50ミリを設置、有田も設置の手元をかって出て、頭から炭化コルク粉をかぶることになる(苦笑)。炭化コルクの色合いと雰囲気に、連れ合いは既に断熱効果への期待を高めている模様。
炭化コルクは素晴らしい。グラスウールやロックウールのような灰色の有害性もないし、作業時の「痛み」もなし、防腐剤や防かび材も一切使用せずで言うことなし、値段が少し高いことだけがネックか。

電気配線は3日目。
キッチン設備を発注している大阪の千田から電話、連休明けに最終うち合わせしたいとのこと。

えりまき

朝一番、パイオニア設備工業の福岡代表から突然の電話。建屋内の排水管は結露対策などで通常はグラスウール巻きにするのを、拙宅では鉱物ウール素材を使わないことにしているため代替品を考えたいとのこと。グラスウール巻き以外には石綿2重管(耐火2層管)なんてものさえあるらしい(石綿とはアスベストのこと)。

福岡さんの提案はシーシーアイ株式会社の「音ナインSX」という製品で、製品仕様を調べてみると防音防露仕様でパイプの回りをウレタンフォームとEPDM(合成ゴムの一種)、PETで覆ったもの。グラスウール巻きやアスベストに比較するとずっとマシということで了解しました。建材素材のひとつひとつまで関係業者のチェックの目が行き届いているのは本当にありがたい。
 それにしてもアスベスト建材っていろんなとこに残っているのですね〜、唖然の朝でした。

現場は、土壁が終わり新展開へ。棟梁らは「ゆかづか」(城東化学工業)の設置を開始。当初、木組みの束で設計していたんですが、ナイロン束の方が施工的にも楽で後のレヴェル調整も簡単、腐りの心配もなしという理由でこれに変更しました。城東化学工業の製品を使ったのは、ベタ基礎置きの接着剤の内容を公開していたからです。城東の製品にも大引受けが樹脂製のものと防虫・防腐・防蟻処理済みの合板(!)のものがあり、原田建設側ではちゃんと有害化学物質なしの樹脂製のものを選んで下さいました(感謝)。ここらも一つ一つ調べないと、とんでもないものを使ってしまいそうですね。

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城東工業のゆかづか。右は「音ナインSX」断面

正午前また突然の電話。黒姫高原のペンション「ふふはり亭」オーナーの南夫妻が信州に戻る経路の寄り道で工事現場を観たいとのこと。JR小野駅前で待ち合わせて現場へ。わずかでしたが楽しい談笑の一時でした。

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601yukaduka2大引設置はほぼ完了。ゆかづかもほぼ設置完了で、接着剤の固まった箇所から金具留めを開始しました。
昨日の打ち合わせを受けて、パイオニア設備工業の若松さんは「音ナインSX」を持参し、施工開始。うっかりしていたら、アスベスト配管やグラスウール巻きになるところでした(福岡さんに感謝)。

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2Fへの排水管設置。右は、2Fへの配管のパイプスペース

炭化コルク30

朝一番で炭化コルク入荷。壁、床用の30ミリ厚のものが45箱で現場に置くのも一苦労です。早速、大工の奥村さんは1F壁に貼りつけ出しました。炭化コルクの色合いがヒノキとマッチして素敵です。

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運転手は運んできたブツが何であるかを知らなかった。外壁に炭化コルク張りを開始

断熱効果

棟梁は床下のレヴェル調整と根太(タルキ)を施工、奥村さんは土壁外側の炭化コルクの施工。炭化コルクに防水効果があるならそのまま現しにしようかと思うくらい、雰囲気がとってもいい。

普通の2階では暑くて仕事にならない事もあるのに、ここの2階は意外と暑くない、という大工さんらの話を聞き、屋根上と屋根下(断熱材直下)の温度を測定してみた。測定時刻は11時前後、日射が強く屋根上は照り返しもあり、屋根上の気温は摂氏36度を越えていたが、屋根下は25度前後で11度も離れている。断熱材はしっかり効いているようだ。ちなみに、拙宅ではステンレス屋根材、アスファルトルーフィング、野地板、65mmタルキに15ミリの空気層を確保しつつ50ミリ厚の炭化コルクをはめ込んでいます。
午後は甲賀町・山崎夫妻の蚕裁判終結集会に出席するために大津中心街へ。

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