安心マンション

beauSejour(有)ウィズアンドパートナーズの北澤さんが設計したマンションを連れ合いとともに見学。場所は京都・京女大近くで通りから少し入った閑静な場所。居住前に施主の好意でオープンハウスにして下さったとのこと。
 外観の杉板が印象的。個々の部屋のドアを開けると、この杉板裏側がぱっと目に入り、まるで木の家に入ったかのような感じになるのが憎い設計。内装も自然塗料のオスモを使い、壁や天井はコンクリート打ちっ放しで有害建材を排除。簡易な内装にすることで有害性を排除し、コストもいくぶん下げることができたのではないかと推察されます。しかし、コンクリートの打ちっ放しでもドアや壁の一部に木を使っているため、なかなか雰囲気がいいのは設計した建築家の腕でしょう。

 また、このマンションは水道給水管にポリブテン管を用い、非塩ビを実現しています。マンションでも設計がしっかりしていたら、シックハウスとは無縁なものができるという実例ですね。