PHP2Shell

WEB操作言語のPHPに重篤な欠陥が見つかって10月21日から内外のサイトで運用休止やシャットダウンが相次ぎました。先日来報道されている不正アクセスの数々はこの問題と何か関係があるのでしょうか。幸い、本サイトは直ぐに修正版PHPへ。おまけに2重3重のアクセス制限をかけているので問題なし(のはず?)。

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PHPとは主にインターネット(ワールドワイドウェブ)を操作する言語のこと。簡単にいえばネットを使うための言葉のようなもので、雑誌のPHPではありません。聞くところでは、ネットでのシェアは7割以上。DB(データベース)を操作するのに便利だからでしょう。

問題となっているのは、PHPの重大な脆弱性によって外部からの不正アクセスが可能となり、サイトの乗っ取りやデータ漏洩の危険性が出てきたこと。  

10月21日にPHP2Shellと名付けられて問題が公表されて以来、世界中のネット界隈はテンヤワンヤ。日本でも官公庁、鉄道、航空、多くの企業サイトだけでなく動画やゲームサイト、ショッピングサイト等々にまで影響が及んでいることは御存じの通り。

幸い、PHPの開発元がver.8.2以上について直ぐに緊急修正パッチを発表したので、早いところでは日本時間の翌22日には再開されていました。

でも25日現在まだ再開されてないサイトもちらほら。おそらく修正パッチが使えない古いバージョンのPHPを使い続けていたり、修正パッチを使うと不具合が出たりしているのではないかと推測されます。

気になるのは、この問題が表に出る前から世界中のサイトで不正アクセスが相次いで顧客データが漏出していたこと。日本ではたとえばタイムズカー。これはPHP2Shellと関係があるのかないのか、云々かんぬん・・・。

ちなみに、この「ARecoNote 26」は今年春に再構築して採用PHPを8.3にバージョンアップしていたため、早々に修正パッチが適用されて事無きを得ました。契約しているサーバー会社からは「関係する全サイトを一旦停止し、PHP開発元がサポートしていなかったバージョンにも対応した」との報告があり、昼夜突貫のサポートに感心しました。

改めて思うのは、世界中で当り前のように使われているPHPが非営利団体が開発元のオープンソース(注)だということ。Google、X(Twitter)、Facebookのようにユーザーデータをどこぞに売り捌くことで巨万の富を得ている所とは大違いで、資金的にも厳しいものがありそうです。

今後PHPの開発元は大企業等に資金提供を求めていくとのことですが、私なら「お金を払わないなら何が起きても知らんゾ」と、とっくに匙を投げそうです(笑)。各国の国家や大企業がPHPにタダ乗りを決め込んでいると、被害は国家や企業に留まらず、最後は私たちにまで及びます。今回の件でそのことの深刻さを感じた次第。

(注)オープンソースならソースコードをAIに渡してセキュリティホールを探すことができるわけで唖然。