今日も晴れ、暑い。三上さんは2F床張り続行。相じゃくりの溝を鉋で調整しつつ、色目を併せて張っていく巧みな職人技は、見ているだけでも楽しい。聞けば40ミリ厚の無垢板を床板に使うのは初めてとのこと、念を入れた作業のようです。
溝を数種の鉋で仕上げる三上さん。嬉しくなってくる位、綺麗な床です。
午後、東急ハンズ心斎橋店から予定している引き戸取っ手の金具が入荷したとの電話、来週送ってもらうことにしました。
脇野板金から原田さん経由で届いた屋根雪止め金具を、念のためにエルガ・桜井さんへ送付、確認することにしました。雪止め金具は発電パネル架台をとりつける大切な部材となるからです。
現場はガス配管工事を開始。パイオニア設備の若松さんがガスフレキ管設置と排水管の立ち上がり部分を施工。今日、大工さんは4人。
色目を合わせて施工する三上さん。右は、トイレ排水管設置を工夫する若松さん。
風呂や洗面、キッチンの水かかり部分の根太や土台には柿渋塗装、有田本人の施工です。
仕上がりが見えない塗装なので、こぼしても平気な所が楽でした(苦笑)。
原田建設専務の原田さん(設計・工事監理者)がいらして進捗状況を確認しつつ、大工さんと現場で細かい打ち会わせ。本日、大工の川並さんが初登場。北海道から滋賀にやってきた2級建築士の方で原田建設の新人。大工さんの数も増え充実のラインアップが頼もしい。
2階床板は40ミリ厚の杉板で加工が難しそう。新登場の川並さんは断熱材張りからスタート
午後、15個口の荷物到着、オイレス工業の電動ブラインドシャッターでした。
棟梁と玄関廻りの床高などを打ち合わせ。
その後、棟梁は1F床張りを開始。使う床材は能登ヒバの無垢板で厚さ25ミリ、相じゃくり加工済みの製品。小口からヒバの香りが立ち上りイイ感じ。
オイレス工業がやってきて、2F南面窓に電動ブラインドシャッターを施工。何かコーキングしていたので尋ねると、拙宅では極力排除の素材・塩ビでのコーキングとの答。原田さんに電話して状況確認のファクシミリ。
電動ブラインド枠施工開始。試験運転でブラインドを降ろしてみました・
1F床張り開始。田辺さんはキッチンのオーブン下の床準備
朝、昨日の塩ビコーキングについて原田さんから連絡あり。塩ビ材は出来るだけ排除という事前の打ち合わせだったのに、オイレスが日頃使い慣れた塩ビを使用してしまった 模様とのこと。既に施工した分は仕方ないけど今後はなしとのことで了解。塩ビ材が広く何気なく使用されている現状を改めて認識。
田辺さんはステンレスの換気口を設置。三上さんの2F床張りは洋室Aへ舞台を移動。棟梁と奥村さんは外壁胴縁施工や1F南側サッシ取付などで忙しい。雨が降り出し梅雨本格化か。
基礎パッキンだけでは換気量が不足することを予想し、ステンレス製の床下換気口を設置。これは正解だったようです。
雨。1F床張りが本格化、床材下の炭化コルク張りも同時進行。窓枠の取付も開始。東急ハンズから引き戸取っ手用金具が自宅に到着。
曇り後雨。原田専務さんと建築家の橋本さんが来訪。床材の加工や施工等について2人で議論していらっしゃいました。その際、石膏ボードの砒素汚染で管理区域での処分が義務づけられた件を伝え、石膏ボードメーカーに安全性についての見解を確認していただくように依頼。
日曜日で晴れ。連れ合いは早朝現場掃除。私も書庫の根太等に柿渋塗り。昼頃、一休みで2F杉板張りの上に寝ころんでいると、風通しがよいせいか、つい30分ほど寝てしまいました。午後、2人で床下に潜り、掃除機でゴミ取り。床下を這いずり回る予行演習完了(苦笑)。
床板張り進行中。キッチンの床もほぼ張り終わり、床下点検口の据付も行う。点検口には無垢板床用ってないのかどうか知りませんが、Pタイルやモルタル対応のものでは床の雰囲気を壊してしまうので、蓋内に床材を填め込んでもらうかどうか。晩、連れ合い と思案のあげく、キッチン部分だけは床板はめ込みをお願いすることにしました。
1F床下に断熱材の炭化コルク30ミリを張る田辺さん。キッチンの床下点検口はダイケンのアルミ製。
今日は脇野板金さんがやってきて、土台部分の水切り(防鼠材付き)を取り付け開始。フクビの製品は隅部の設計がまずく全くネズミ対策になっていないので、原田さんの指示で板金屋さんに直線部を切ってもらい隅を合わせました。城東工業の方は、まともな製品を売っているのでしょうか、ちょっと気になります。
水切り(防鼠材付き) >
曇り。今週末のキッチン設備搬入に向けて、キッチン壁下地完了。と思いきや、電気コ ンセントやスイッチに変更箇所などが発生し、このままのモルタル塗りは無理だと判明。棟梁はすぐにケイテックに連絡し、明日朝一番に施工とのことで現場は一時中断。
午後、窓サッシの一部が到着。
3時半、建築家の北澤さん(ウィズ・アンド・パートナーズ)が工事現場を来訪。一通り眺めた後、土壁など自然素材の調湿論議。
右は下地の上にラス張ってモルタル、左は石膏ボード張りにクロス。
ARecoNote作者夫婦の自宅建築の記録 あるいは顛末記