POSTS by time-line

衣食足りて、住にかまける

島田雅彦  光文社  2004年11月25日 家のカタチは人それぞれ。でも、家の中で緊張感を保たないと住めない家というのはびっくりしました。著者の好みに同調するかどうかは別として、この本で展開される議論は面白く、家づくりは住み手の持論の実現 続く

予防原則とは

有吉佐和子「複合汚染」を読み返して改めて感じたことは、予防原則の重要性でした。「沈黙の春」や「複合汚染」から30年以上経った今、有害物質に対する知見はどれくらい進んだのでしょうか。たしかにいろいろな物質の有害性が明らかにされ、関連情報は昔と 続く

Voice

平原綾香さんが今年の抱負と聞かれ、色紙に「Voice」と書いていた。成人式の朝のTV特集での話。アナウンサーは気づいていなかったようですが、TVでしっかり2枚目のCDアルバムを宣伝するとは、なかなかイイ根性です。

複合汚染

有吉佐和子 新潮社 1975年 4月20日/7月1日 この本が出たのは、私が大学の1回生の時。公害や環境問題に関わる勉強をするために選んだ進路の1年目だったこともあり、発行と同時に買い求め、貪るように読みました。そして、大切なことをたくさん 続く

空中征服

賀川豊彦 著   改造社  1922年(大正11)12月13日発行 著者の業績は私が説明するまでもありません。この本は大阪の煤煙公害をネタにしたドタバタ小説です。約1世紀前の古い本ですが、公害問題とそれを取り巻く人間模様、役所の腐敗とその対 続く