糖質制限スイーツ その2

.Lowcarboあるいは糖質制限

readl131203x先日ローソンのブランスイーツを取り上げました。その続き。
昨日発売のダイヤモンド誌の記事の紹介しながら、再度炭水化物の危険性について触れておきましょう。

・・・

先日、ローソンの糖質制限なパンやスイーツについて紹介しました。プレミアムブランのロールケーキ、ブランのガトーショコラ、ブランのシフォンケーキ(アールグレイ味)の3つのブランスイーツがそれらです。ちなみに、ブランとは小麦などのふすま(粉を挽いた時に出てくる皮などの雑物)のこと。

添加物など細かいことを云えばまだまだ改善の余地有りなんですが、低糖質な食品を探している者たちにとって、手頃なものが他にはない現状では非常に有り難い商品群です。

じゃ、どれくらい糖質制限な商品が売れているのか気になっていたところ、雑誌にローソンCOOがそのことに触れていました。曰く、

その代表的な商品は低糖質パンの「ブランパン」だ。昨年6月の発売以来、累計1500万個というヒット商品になり、リピート率は46%という驚異的な数字だ。(ローソンCOOの玉塚氏 週刊ダイヤモンド2013/12/7号)

とのこと。最近はローソンカードで購入者の購入歴を辿れるせいもあるのでしょうが、リピート率が約半分というのは素晴らしい。2人に1人はファンになっているということですからね〜。

uticafe1312この件、低糖質商品を売り出したローソンの商品企画力と実行力が素晴らしい。そして、それを必要とするお客さんがきちんと受け止めている状況もマル。こういう記事が出ると、他のコンビニや商店はどう受け止めるのか。追随するのか、それとも無視を決め込むのか。私の意見を忌憚無く言えば、

  • ローソンの低糖質商品は未来のスタンダード、
  • つかの間的な幻商品であるとか、一時の流行だと解釈する会社には未来がない、
  • 少なくとも糖尿病や糖質過多に悩む消費者にとっては福音的、

ということ。

糖質制限とか低糖質商品の話を持ち出すと、糖尿病などの特殊な人たちに対する話だと思っている人がいたら、それは甘い。40歳以上の日本人の3分の1くらいは注意すべき問題であり(既に触れた通り)、日本の現在の食生活がほとんどの人を糖尿病に追い込んでいく危険性を秘めているからです。

理屈は分かっても自分の身に降りかからなければ重大さに気付かない、これがヒトのサガ。炭水化物の摂り方に注意すればいいだけの話が医者や栄養士らの無知や責任放棄で1日1日ドツボへ追い込まれている者がいることに暗澹たる気分になります。

readl131203d