ふふはり亭

.EcoStyle

fufuhariTeiポデーレを取り上げながら、「ふふはり亭」のことをどうしても考えてしまいます。紅葉始まる先々週末もお邪魔しましたが、ふふはり亭とは信州黒姫高原にあるペンションのこと。非常に気に入っていた宿でしたが、今年限りで一般営業を取りやめてしまうことになりました。

連れ合いがふふはり亭を知ったのは、20数年前に信州旅行の際、時刻表の後ろにあったペンション一覧の中でした。名前や宿紹介に惹かれたらしいのですが、その数年後結婚して私も連れていかれ、いっぺんで気に入ってしまいました。

宿の内容はじゃらんや旅ナビで検索していただければ出てきますのでそちらに任せるとして、この宿の一番いいところは類まれなホスピタリティ。まぁ、オーナー夫妻が個性的?!なので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、私にとってはとても居心地の良い場所です。

わざわざエコとことわるまでもなく、食べものはできるだけ安全な素材を使っていますし、ペンションの畑でとれた旬の野菜もふんだんに使われます。味付けもなかなかのもので、レストランでここまで出せるところはなかなか少ないのではないかと思ったりもします。先日伺ったところではミリンも使わず、砂糖の使用も控えているとか。どうりでどうりです。

住まいもオーナー夫妻が建築から関わり、落ち着いた雰囲気となっています。高価なもので飾るのではなく、必要十分なものをきちんと配置していくという姿勢にも見習う所が大。ちなみに、拙宅建築の「カーテンを使わず障子でいこう」という指針は、この宿のアイデアと実施設計から考えたものでしたし、そもそも「自分の納得できる家づくりこそ、一番重視すべきこと」という基本方針を教えてくれたのは、このペンションの建築話がおおもとになっています。そういう意味では私たち夫婦にとっては、この宿は先生であり、ペンションを超えた存在だということもできます。

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そのふふはり亭も年月を重ね、オーナーの健康問題もあり、今年いっぱいでペンションをやめ、来年からはグループハウス的な運営に切り替えるとのこと。今後のふふはり亭についての紹介は既になされていますが、いろいろと挑戦していこうという心意気はさすがというか、立派です。