バーコードリーダー

.Books&DVD…

ひょんなことで面白いツールを見つけました。バーコードリーダーとそれを活用するアプリケーションです。書籍についているISBNを読み取って書籍情報を全部取り出してくれるという優れモノ。本の山に埋もれている者にとっては垂涎の道具です。

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ここ最近、どこにどの本を置いていたのか思い出せないことが頻繁に起きています。おまけに1度買った本を2度買うという愚を、ここ1年で2度も犯してしまいました。つまり、買った記憶、読んだ記憶、置いた記憶が消えてしまっているわけで、脳細胞の欠損が進み、物忘れがひどくなりつつある証拠ですね。手持ちの本は1万冊にはまだ届いていませんが、そのうち何が何だかわからなくなりそうな気配もします。

そんな折り、面白い記事を見つけました。見つけた場所はエルゴソフトのサイト「ピピッと本の整理をしましょう」

Booksなる蔵書データベースのアプリケーションがあって、本の情報を整理したり検索できるとのこと。それも、手持ちの本のISBNを簡易バーコードリーダーで読み取ることができるらしい。Booksアプリはフリーだし、バーコードリーダーも安価とくれば試してみないわけにはいきますまい。久しぶりに物欲がフツフツと湧いてきました。

インターネットで調べてみると専門的なリーダーは3万円とかそれ以上します。ISBN業者になるわけでもなし、これじゃちょっと買えませんね。

でも諦めずにチェックしていると、ある会社が1万円弱で提供しているのを発見。それもBooksとの連携を前提にした販売説明とくれば安心度はいっきにアップ。そのサイトとは、「快読ショップ YOMUPARA」。Mac上のBooksやWindows上のアプリの活用方法まで示されていて心強いお店です。
早速1ッコ注文。送られてきた製品をUSBに繋いでみると、あら簡単。簡単にISBNを読み取り、画面上に書籍情報がパッと出てくるではありませんか。こりゃ便利だ。

10冊1分として1万冊全部リーダーすると1000分、つまり約17時間。本の出し入れ等に時間がとられるのでその3倍強はゆうにかかるでしょうが、1日8時間作業としても1週間あれば完了することになります。ところが、私家本や90年代以前の書籍にはISBNがついていませんし、本の形になっていない資料まがいも多数所蔵しているので、実際にはもっと時間がかかるでしょう。でも1万冊のデータベースが1週間程度でできそうだと判明しただけでも、何か嬉しくなってしまいました。

それにしても、こんなものまで個人レベルになってくるとは・・・。次なる問題は、いつそのリーディングを行うか。こっちの方が実は大きなハードルだったりします(苦笑)。