ヒトはなぜ太るのか? 幕間

.Books&DVD… .Lowcarboあるいは糖質制限

atkinsBook「まくあい」と書いて変換すると「幕間」、勉強になるな〜。肥満シリーズ、今回はちょっと小休止で寄り道です。

トーベスさんの本を読み、米国の事情や米国で話題になった意見や実績を真剣にチェックしようと思い立ちました。有象無象なダイエット本の中でも、米国の一番人気はアトキンス博士の本ですね~。炭水化物を減らすことを目指したダイエット方法は他にもいろいろありますが、ある本を入手してパラパラ読んでみると出版時期の問題もあるのでしょうか、怪しい箇所がいっぱいで、こりゃアカン。科学的根拠が明確なのがいいということで、ご本家アトキンス本を読むことにしました。

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米国にはダイエット本が氾濫しています。肥満がそれだけ社会問題化しているせいもあるのでしょうが、日本同様、有象無象・海千山千な状況です。その内、低炭水化物ダイエットつまり糖質制限ダイエットは科学的根拠の確かさと長年の実績を買われ、公式に糖尿病治療方法の1つに認定されたこともあり、ここ数年来、関連書籍の売り上げがどんどん増えているらしい。日本よりも10年は先に進んでいる感じですね~。

その中でも一番人気はアトキンス先生の本です。「Dr.Atkins’ Diet Revolution」は1972年が初版で(最初の投稿を訂正しました)、1999年第2版でNewがついて、現在のは2003年版。日本ではこの「Dr.Atkins’ New Diet Revolution」が翻訳されていましたが、現在絶版。おまけに、中古市場では倍近い値段がついています。なんやねんこれは〜!

調べてみると、アトキンスさんは他にもいろいろ本を出していて、「Atkins Diabetes Revolution」(2003)というのがありました。これは、著者こそアトキンスさんになっていますが、氏が2003年にお亡くなりになった後お弟子筋にあたるメアリー・バーノン博士とアトキンスさんの看護師さんを長年勤めていたジャクリーンさんのお二人が、生前のアトキンスさんの筋立て構想に基づき、氏の考えを整理して出版したものらしい。アトキンスさんの集大成ともいえるものです。

ほんじゃ、とにかくこっちを読もうと思ったのですが、……

アマゾンの洋書は信じられない値段をつけているし、Kindle版は何かの不具合があってダウンロードできません。困ったな〜と思っていると、楽天koboの電子ブックスに原著があるのを見つけました。

楽天から昨年タダでKoboリーダーを頂戴していたのを思い出し、棚の隅から引っ張り出してきて、本をダウンロード。「電子書籍で本を読もうと思わない私」ではありましたが、早速の宗旨替え。

Koboリーダーは英々辞典や和英つきですから便利といえば便利なのですが、使い勝手はあまり良くない。またiPhoneやiPadに慣れている身としては、Koboのあまりに遅いレスポンスに釈然としません。まぁ本を読むのなら我慢できるかもしれんと思い、読み進めているところです。