紅白を観なくなって私たち夫婦は何年くらい経つんだろう。そう自問すると、既に25年は超えているようです。
その紅白ですが、今年凄いのが出ていたらしい。昨日地元のFMラジオで紹介されていたのでネットで調べてみるとホンマや。美輪明宏さんの「ヨイトマケの唄」がそれです。このサイトにやってくる人は紅白見ない人が多いかもしれませんので（笑）、一応紹介です。

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既にYoutubeにアップされています（アップして下さった方々に感謝）。凄まじい迫力と心に迫ってくる歌い方にびっくり。美輪さんのヒトとしての大きさも伝わってくるようで尚素晴らしい！　放送局が削除する前に是非一度ご覧下さい。

高度経済成長華やかなりし頃、私はこどもでしたが、この唄は聴いたことがあります。というか、「♪ とうちゃんのためなら　エ〜ンヤコラ」というフレーズは誰でも知っていたのではないでしょうか。でも、どこかの民謡だと勘違いして、美輪さんの歌だとは全く知りませんでした。

この歌が社会の中で葬り去られてしまったのは何故か。歌詞の一部に放送禁止用語（自粛用語）があったとされているようですが、本当は彼のカミングアウトを嫌った人が多かったせいではないでしょうか。

その他、この唄にはいろいろな逸話がありますので、詳しい話はWikiでどうぞ。武田鉄矢さんの「母に捧げるバラード」の元歌がこの曲だったというのもさもありなんですね。

NHKとの確執をすべて飲み込んで歌った美輪さんに拍手です。