民間事故調査の背後に原発マフィア

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ここ数日、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)なる団体の報告書がメディアで喧伝されていますが、あれって変ですね。内容が偏っているのはまぁ漫才だとしても、いったい誰が調査して誰がお金を出しているのかが全く報じられません。背後にいるのは(財)日本再建イニシアティブ。新たな原発利権を狙うマフィアの一団ですな〜。

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福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)なる団体の報告書が奇妙なのは、情報操作された菅・前総理ら民主党幹部の体たらくさに話が集中している点です。でも、誰が大事な情報を前首相らに隠したのか、斑目某等をコントロールしていたのはいったい誰なのか等に一切言及していない。当時官邸に闊歩していたという米国原子力委員会某氏についても触れていない。ということはゴマカシ報告でしかない。それじゃ話がわからないという鈍感な人は他のサイトを参照して下さい。311以降、このサイトでも触れてきたことなので改めて書くのもアホらしい。

私が問題にしたいのは、そういう奇妙な報告内容ではありません。この報告書を作った団体や背後関係についてメディアが全く触れない点こそ、この報告書の真の姿だという点です。

民間民間というのならスポンサーはいったい誰なのか。ちょっと調べればわかりますが、(財)日本再建イニシアティブというのが母体です。その理事長は朝日新聞の舟橋洋一氏。朝日が原発推進新聞だというのは内部告発などで明らかにされていますし、委員には元IAEA幹部とか、東大原子力関係者とかが座り、事務局も朝日関係者多数なんて面子を見ても、この得体の知れない団体は原発マフィアだと考えるのが普通です。理事の内容や関係者を見てもそう思わざるを得ない。少なくとも「被曝を強制される側」ではありません。

じゃなぜ、そんなマフィアの一角がわざわざ民間調査なのか。政府主導の事故調査では真相が出てこないから民間の調査だと考えるのはあまりに脳天気。おそらく、調査と銘打ってもっともらしい話をでっちあげたり、あるいは原発推進側としての反省点を整理しておく必要があったのではないのか。

東電がこの民間?機関の聴き取り調査に応じなかったとのことですが、そりゃそうでしょう。素性もはっきりしない団体に自らの責任問題がかかってくる真実をペラペラしゃべる奴がいたら、そりゃアホです(笑)。東電の肩を持つわけじゃないけど、自らの位置づけや姿勢が明らかでない調査機関は警戒するのが筋というものです。

一方で、そんな団体の調査をいかにも政府の制約から自由に調査したかのように報道するメディアは相変わらずの御用機関だと証明しているようなもの。朝日は関係者だから、まぁ仲間内としても、NHKなんかがこの団体の背後関係を無視して民間民間と持ち上げるのは、何か後ろでシェイクハンドしているのでしょうか。

311以降、旧来の原発利権と新たな原発利権のせめぎ合いが始まっています。新たな利権団体は新エネルギーの一部取り込みを含めた原発の生き残りと利権調整に勤しんでくることでしょう。エコ派と称する枝廣某なんかが東電から孫に擦り寄るのを見ていると、新たな利権調整は目端の利く連中には当然という感じかもしれません(余談でした)。

今回の民間?団体の報告話で、あれっこの団体は何者だ?と考えなかった人へ。
311以降何を学習してきたのか、自問自答しておきましょう。メディアはいつもまやかしで、もっともらしい話には裏があるという常識を身につけておかないと、あなたがターゲットにされた時にカモにされてしまうでしょう。