またまたウソをつく山下俊一、それをタレ流すNHK 

.opinion .お知らせ 3.11

昨日からの雨で被災地も大変な目に遭っているだろうなと思っていると、今朝NHKで山下俊一(長崎大)が「放射性物質は原発から20km以上飛ばない」「大雨に特別な対策を講じる必要はない」等とコメント。でも、この発言がウソであることを証明するジャーナリストがいました。

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それは、フリージャーナリストの田中龍作さん。彼によると、現地で雨が降った時には、信じられないような放射線被曝になることがわかっており、「去る25日、飯舘村 長泥地区の雨樋下で計測した線量だ。ガイガーカウンターは「462・1μSv/h」という眩暈がするような数値を記録」したとのこと。凄まじい!

462.1μSv/h(マイクロシーベルト/時)という値は、24時間で11ミリシーベルト(mSv)になる値。ガイガーカウンターがあっても近づきたくない値です。まして、ガイガーカウンターを持たない一般人が歩き回ったりしては危険です。(ちなみにこの測定値は、原発から30km地点だそうです)。

おそらく放射線プリューム(雲みたみなもの)になった上空の放射性物質が雨で地表に落ち、水に流されたり溜まったりして、複雑な分布をしているのでしょう。東電福一原発からの汚染が止まっていない状況では、今だけでなく先々も心配です。雨の今日の被曝は晴天日より1桁か2桁か上の汚染だったのではないかと心配します。

雨で放射線被曝がひどくなるのは一般的な話なので、雨には注意喚起こそすべきです。それなのに、逆に「心配ない」という山下某の話をタレ流すとは、NHKにはどういう意図があるのでしょうか? 福島県のリスクアドバイーザーである山下某の犯罪性は云うまでもありませんが、それをそのままオンエアするNHKの責任も非常に重い。NHKは今回の原発事故で完全に大本営状態ですが、実際は大本営を越えて洗脳放送に邁進しているのかも。あなたは、受信料を払って洗脳放送を見たいですか?