アップデート

.お知らせ 3.11

水道水の放射能汚染 正しい理解と対処の方法を学ぼう! 2011/3/21 をアップデートしました。主旨は全く変わりませんが、WHOガイドライン(第三版 2008)の記載と少し違うとの指摘を受け、一部追加し、訂正させていただきます。前のをご覧になっていた方は下記の箇所が追加変更されていますのでご了解下さい。また、ご連絡下さった方にお礼申し上げます。
・・・・
訂正箇所は2つ。
WHOの飲料水質基準(第三版2008)ではスクリーニングレベルの全α放射能について0.5ベクレル/リットルと変更されましたので、それを訂正し、以下のように変更しました。

・WHOは実務的な基準として、総ベータ放射能で1リットルあたり1ベクレル(総アルファ放射能は0.5)を提案しており、これをスクリーニングレベルとして、これを超過したら、個々の核種を調査すること等を推奨しています。

また、原子力安全委員会の飲食物摂取制限は基準ではなく指標ですので、文章中でもそう表記変えしました。

大きな追加箇所は次の1箇所。細かい所数カ所。

ただし、WHOの飲料水質基準(第三版2008)ではこの値を10のn乗で丸めて10ベクレル/リットルと表記し、その値をガイダンスレベルとしました。この値を超えないようであれば、一生涯10万分の1の発がんリスクと同程度であると説明されています。

おまけ。
昨日追記しましたように、日本の原子力安全委員会の飲食物制限に関する指標について、その根拠らしき文書を読みました。ただ、その公開されている説明だけでは300ベクレルという数値を計算できません。おそらく、1日に飲む水量や野菜の摂取量の仮定が一般的なものとは異なるようです。後日、こちらの推測込みになりますが、300ベクレルという数字の根拠について探ってみたいと考えています。
以上です。