雪 止 め 金 具

.EcoStyle

雪止め金具はいるのかいらないのか。拙宅でも設計段階でいらないのではないかと思っていたら、工務店の方から つけないと雨樋がやられますよという説明がありました。


なるほど、とその時は納得。
でも、どこかにホンマかいなぁという疑念があったのか、ここらは雪が降るといっても大雪じゃないし、等と考えたのか、南面のソーラー発電パネルをつけた部分、1Fしか作らなかった書庫と玄関部分の屋根は放置したままで、残りの大屋根部分にだけ雪止め金具をつけました。
さて、その結果は如何。私が愚かでした。

先週21日に降った雪は10cmを越えるもので、それが連夜の寒さで凍るという状態。金属屋根だから昼間の日射で早く融雪するだろうという「み」は当たりましたが、?サの溶け方が中途半端、晩の零下で見事に凍り、雨樋からはみ出した形で翌日に持ち越されるなんてことに相成りました。翌朝太陽が昇ると溶けた水が雨樋には入らず、ボタボタ落ちてくるではありませんか。軒先は水滴でボコボコ穴あき状態。何のための雨樋なのか全くわからん状態です。雪止め金具をつけた屋根部分はそれほどでもないみたい。あ〜〜〜あ。

雨樋がやられるかどうかについては、そこまでの雪ではなかったのではっきりしませんが、屋根から落ちかかった雪が凍ってしまうと、それが雨樋に余計な荷重をかけるのは必須です。工務店の説明が正しいでしょうね、きっと。

ということで、
これから雪の降る地域で家を作る方は雪止め金具をけちらないようにして下さいませ。

屋根から張り出した雪が凍り、雨樋より外に氷柱!!