歩数が計測できない

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先週土曜日は暖かい陽射しでポッカポカ。もう春ですね~。その陽気に誘われて京都の府立植物園へ。園内の梅はまだちらほらですが、特別展示の春の花はなかなか。温室も良かった。母の車椅子を押しての散策だったので今日は良く歩いたなぁと帰宅後歩数をチェックしたら、2千歩足らず。あらら歩数がほとんど伸びていないのはなぜ?

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植物園に入る時入り口で車椅子を借りました。足が悪い母のためです。園内は道がしっかり整備されているので車椅子でも問題ありません。温室をぐるりと回ってから初夏の草花展を散策、そして一廻りして梅園へ。梅はまだまだ開花途中の木も多く、満開になるのは今週末でしょうか。

そんなこんなで、今日は良く歩いたなぁ、一万歩をゆうに超えているだろうと手首の歩数計(ノキアのスマートウォッチの一機能)をチェックしてみたら1900歩。なんじゃ、これは!

おかしいな、・・・あぁそうだった。歩数計の計測原理を思い出しました。

歩数を測るには振り子の働きや圧電センサーで感知する方法がありますが、もし腕などの装着場所が上下に揺れ動かなければ測りようがありません。

どういうことか。車椅子を押している時に手首はどう動くでしょうか。おそらく軌跡はほぼ水平で重心移動もほとんど無し。センサーは歩いていることを感知できないと当然ながら歩数をカウントできないので、いくら歩いても歩数は伸びません。私の例はそういうことだったのでしょう。ナルト走りでも歩数計が使えないかもしれません(笑)。


わかってみれば、なるほどそうかという話。身近に便利な機器が増えてきましたが、その原理を超えることはできるはずもなく、期待したものと結果が違うじゃないかと云った所で詮無きこと。でも、しっかり歩いたのに歩数がカウントされないのは何か損した気分です。

梅の香りはまだ微か。京都府立植物園の見頃はもう少し先でしょう(3/3記)