先月下旬に出た本家フランスのミシュランで、日本女性がシェフを担っているお店が星を獲ったとのこと。あら、この顔はどこかで見たなぁと思ってチェックしてみると、やはりコートダジュールのミラジュールのスーシェフさん。そこで知り合ったパートナーとパリでお店を開き、今回の星摂りに繋がったらしい。

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話題のレストランはVIRTUS (ヴィルティス）、パリ12区にあるお店です。お料理や内外装については紹介記事を読んでいただくとして、記事に出てくる女性シェフのお顔にどこかで見た記憶あり。チェックしてみると、ミラジュールでスーシェフをやっていた人物じゃないですか。

ミラジュールとは南仏コートダジュールのマントンにあるレストラン。紺碧の地中海を眼下に臨む小高い丘にある、とっても素敵なレストラン。私たち夫婦は2014年に訪れましたが、日本人で行った人は少ないらしく、ミラジュールでググると私の紹介がトップに出てきます（苦笑）。

素材を活かした味わいのお料理が日本の会席風だったのはスーシェフだった神崎さんの力が大きかったんでしょう、きっと。お料理はたしかだったので、残るはサービスのレヴェル。当時の感想で「フロア全体のブラッシュアップがすすめば、最高峰ランクは遠くないことでしょう」と書いていたところ、今回のミシュランで３ッ星に昇格したと知り、さもありなんと思った次第。おめでとうございます。

そのミラジュールから独立した神崎夫妻がパリで開店したのがVIRTUS。日本人の女性でパリで星を獲ったのはひょっとして彼女が初めてではないでしょうか（未確認）。次にパリに行く愉しみがまた１つ出てきましたね～。

それにしてもパリのお店で、かつ日本人のシェフでミシュランのお墨付きというレストランがどんどん増えてきました。30年前にはそんなこと考えもしませんでしたが、なかなか！