二重基準

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云っていることと実際行っていることが違うのを二重基準といいます。英語ならダブルスタンダード。建て前と本音の違いといってもいい。その二重基準、この国ではギャンブル、売買春、移民政策等々、ちょっと考えるだけでもお家芸のごとく、たくさんあります。

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日本にはダブルスタンダードがいっぱい。政治家と関連業界とメディアが共犯関係なので、情報源が新聞・テレビな場合はとくに事実関係を隠蔽し、ほとんどの人は実体を把握できません。

まずギャンブル。日本は米国、中国に続く世界第三位のギャンブル国家だと世界中に認識されています(国際統計)。米国や中国(香港、マカオ含む)はもろカジノによる売上ですが、では日本はいったい何か。そうです、この国でポピュラーなパチンコ、競馬競輪などが国際的にはギャンブルとして定義されています。

カードやスロットマシンを使うのがギャンブルで、パチンコはそうじゃないという屁理屈は通りません。政治家や警察はパチンコではお金のやり取りがされていないからギャンブルではないと抗弁していますが、明らかなゴマカシ。現にパチンコ屋の隣で景品と現金のやり取りがなされているじゃありませんか。その利権の上前をはねたり関連業界に天下りするのが警察だから、その関係も言わずもがな、ですけどね。

一方、パチンコ業界は政治家のスポンサーで、与野党関係なく少なからず、多額の寄附金を受け取る者がいます。昨今国会でカジノ法案が揉めていますが、一部議員らは既存パチンコ利権の擁護に回っているとしか私には思えません。

次に売買春。売春防止法があるので日本では売春は違法だ等と当局は説明しますが、これもまたダブルスタンダード。雄琴や飛田新地などの実体を考えればこれまたゴマカシは明らか。

そのゴマカシが通じない国際機関からは日本は売春王国の1つと見做されていますが、NHKや大新聞では頬被り。国際的に日本のメディアの信頼度が低い・信用できないと批判されていることも知っておくべきでしょう。

そういえば、最近飛田新地の某料亭オーナーが売春で告発されていましたが、なぜ一軒だけなのか。その他多くの売春店はなぜ見逃されたのか。近くのお店の顧問弁護士をやっている人物が地元の首長(元)をやるような土地柄ですから、政治もメディアも事実隠蔽・粉飾決算は当たり前なのでしょう、きっと。

移民政策もダブルスタンダード。入管法がどうのこうのとニュースであれこれ云われていますが、事実関係として日本は既に移民国家の1つです。というのも、外国人研修生とか留学生という別名で中国やベトナムからの労働者をたくさん入国させており、これまた国際統計では有数の移民国家となっています。

たとえば、九州の福岡市などのコンビニに入ってみて下さい。どこも外国人のパートでいっぱいです。本州に比べてアルバイトの確保が難しいからでしょうが、これが表向き移民を認めていないと説明する国の実体です。

なぜ上記のようなことを書いたかというと、最近のニュースは故意に実体を外しているような、そんな感じがするから。水道の民営化に関しては何を今更の話で、既に水道財政が破綻していることを前提に議論しないと未来はとっても暗い(機会あれば後日)。