6から8へ 翌日はiCloudダウンでアタフタ

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23日に京都のAppleストアでiPhoneを手に入れました。iPhone6で丸々4年、ヘタリや速度のもたつきが気になるようになったから。手に入れたのは、8。X以降の顔認識はセキュリティ面で気に入らないし、昨年出た8がおそらく最後のTouchID採用版になりそうだからと判断したから。

困ったことに導入した初日からトラブル続出。とどめはアップル自身のiCouldのシステムトラブル。いやはや、こんな日にわざわざ落ちなくもいいのにね~。

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私のiPhoneはこれで四つ目。最初は4(2010)、次が5(2012)、そして6(2014)。6までは2年毎に買い替えましたが、6は4年使って、今回の8(2018)。

二番目の5はアンテナ不具合で初日からWiFiが繋がらないのに初期交換はしないとするソフトバンクに呆れたのは既に書いた通り(ソストバンクはアップルの方針だと抗弁)。この件でソフトバンクは二度と使わないと決めました(きっぱり)。

その後2013年頃からでしょうか、日本でも通信SIMだけを販売する会社がぽつぽつ登場。日本のアップルでもSIMフリー版のiPhoneを販売するようになったので即購入したが6でした。

私が選んだSIMはIIJMio(ドコモのMVNO)で、通信代は月々1000円台。機種代合わせても月3000円程度(4年)なのでドコモ他3社に比べて随分安い。最近官房長官が携帯代を安くする等といきまいて、民間企業の経営に口を出しているのも宜からぬことですな。それはさておき、

今回のiPhone8。最新のXSやXRではなく8を選んだのは、スノーデンさんと同じく私もアップルの顔認証には抵抗があり、指紋認証のおそらく最後のバージョンである8にしておけばまた3、4年は使えると判断したからです。

買ったはいいのですが、買い替え移行が面倒くさい。まず移行元の6と移行する8双方をiOSの最新版12.0.1にし、元のをMacにバックアップ。それを新しい8側にリストアさせるのですが、これはまぁいい。面倒なのは、これだけでは全部移せず、通信関係や特定機器やアプリは個別設定になり、いちいちチェックしながらの作業となります。

私の場合3つ厄介事が発生。まず、ノキアのリストウォッチのBluetoothが繋がりませんでした。どうやら以前の6に紐付けされているのを解かないとうまくいかないようです(というのがわかるまで時間がかかった)。仕方がないので時計側を工場出荷状態に戻して再設定し直しました。おかげで1日分のデータが吹っ飛びました。

二つ目はiPhoneがiCloudに繋がらないトラブル。新品iPhoneの故障かと訝しがりましたが、調べると24日はアップルのシステムが突然トラブったためiCloudが使えなくなっていただけ。解消したのは15時前。その間、iCould絡みの作業はアウト。買い替え移行時にこんなのに遭遇したら普通は慌ててしまいますよね〜。

三つ目はMVNO関係。昨日外出時にメールをしようとするとネット環境に繋がりません。なんで〜?と考えると、あぁそうだ、私のはMVNOのSIMでした。自宅ではWiFi環境だったので気づきませんでしたが、ドコモ、AU、ソフトバックの回線を又借りしているMVNO業者のSIMを使っている場合、APNを設定しないとネット環境に繋がりません。該当プロファイルが移行操作では移せなかったらしく、帰宅して再インストール。これで事なきを得ましたが、格安SIMを使っている人は移行時に要注意。

そんなこんなで何とか無事にiPhone8に移行できました。買い替え移行時にはいつも何らかのトラブルというのは宿命なのか。とくに、SIMフリーなんてものを使う者はこの方面の技術に暗いと少しハードルが高いかもしれません。

さて、印象としてはiPhone8では指紋認証が6に比べて圧倒的に速くなり、リアルタイムの為替表示のサクサク感も体感できるほどに一段と向上。完成形たる所以でしょうか。新しいiOSは5s以降でも動くといえ、その応答速度がかなり違うので快適性は違います。どれくらいで買い替えるのかは悩ましいところですが、今回も3年〜4年は保たせたいところです。