山帰来 その2

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山帰来にまたまた遭遇。というか、この時期には花屋さんによく置いているようです。というのも、あのイベントに関係しているから。ということは以前からよく見ていたはずですが、花実の名前に関心がなかったせいで不知。今更ながらモノ知らずを自覚する次第です。

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先日美山荘で見た山帰来を最初はツルウメモドキ、次に野バラと書いていた私ですが、山帰来(サンキライ、サルトリイバラ)という名前は宿に尋ねて始めて知りました。

その山帰来、先週京都の錦市場を歩いていたらまたまた発見。どこの花屋さんにもあるみたい。あらっ、だったらいつもの花屋さんにもあるかしらんとお気に入りの佐竹花屋さんへ。ありましたありました、それもリーズナブルな値段だったので早速ゲット。

なぜこの時期に山帰来が花屋さんの店先を飾っているかというと、クリスマスのフラワーリースによく使われるかららしい。知らなかった。

クリスマスリースといえば毎年毎年それも何度も何度も見ているはずなのに、あの赤い実が山帰来だということを全く知らなかった。なぜか。南天か千両万両の類だと思っていたのか。そもそも花実の名前にそれほど関心がなかったせいでしょうが、先日美山荘で遭遇しなければ、一生縁のない名前だったかもしれません。

同じことは花の名前だけには留まりません。見ていても見えていないモノがたくさんあることを今更ながら山帰来からの例から考えた次第です。

とりあえず、家に買って帰ると連れ合いが数カ所に分けて飾ってくれました。少し早めのクリスマスじゃないですが、リースなしでも山帰来に心和みます。だんだん寒くなってきましたが、皆様もお風邪を召しませんように。