脈波伝播速度

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久しぶりの健康話題。脈波伝播速度とは聞き慣れない用語かもしれませんが、動脈硬化の程度を測る指標の1つです。たまたま新型の体重計に実装されていることを知り、こりゃ面白そうだなと思って購入しました。いろんなモノが出てくるもんですね。

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脈波伝播速度とはWikiによると以下の通り

脈波伝播速度(みゃくはでんぱそくど、英 pulse wave velocity)とは、動脈硬化の進展を定量的に診断するための、動脈の硬さを表すパラメータの一つ。ここから血管年齢なども計測される。

測定機器の原理や測定方法によって測定値が変わってくるため、どういう機器でどんな測り方をしたかを明確にしないと横並びでどうのこうのというのは難しいようです。

私が手に入れたのはノキアのBody Cardioなる体重計で、年齢別の標準数値が提供され測定値と比較できるようになっています。

私の場合、この2ヶ月の平均値は8.0m/s、最小7.4最大9.3ですから一応「正常」範囲。途中で跳ねているようなデータが出ていますが、前後の食事が影響したのか、それとも血圧の乱高下している時に測定した結果による乱れなのでしょうか。理由はわかりませんが、飛び跳ね値を除いてここ二ヶ月の推移を見る限り、7m/s台だろうと推察しています。

理屈から明らかなように、血管年齢が若く動脈硬化が少ない人では脈波伝播速度は低めになります。事実、血管閉塞の履歴がない連れ合いの場合では平均7.3m/sと「正常」より「良好」な範囲。それに比べると私のは若干高め。やはり、一度心臓の冠動脈が閉塞しかかった者の所以でしょうね、きっと。

それにしても、こんなモノが自宅で簡単に測定できる時代になったのは少々びっくり。測定マニアな私は飛びついてしまいましたが、WiFiを使ってスマホでデータ管理ができるため、体重計を新しくしようとする人には検討価値があるかもしれません。