腕時計あるいはリストバンド

.EcoStyle fashion

思い起こせば、腕時計をしなくなってから数十年。サラリーマンを辞めてしまったら細かい時間に制約されることがなくなった、家で調べモノや書きモノをするようになると小さな腕時計の重さでさえ気になったのが理由です。
ところが昨年ガーミンのリストバンドを着けてから、その手のモノの有効性に驚き、今では毎日装着しています(二台目)。

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精巧な腕時計を見るとガジェット好きな身は心が騒ぎ、そして乱されます。こちらカタログを見たりするのは大好きですから大方のメーカーや製品はそれなりに知っています。先日も京都の地下鉄車内でパネライをつけている女性を見かけましたが、あれはデカイ。径が42、3mmもあるため手首よりも時計が大きい。でも、そんな異形が馴染んでいる様子を見ると、いったいどんなお仕事をしてはるんだろうとしばし考えてしまいました。

時間を知るだけなら高級でなくても十分なのは云うまでもありません。だから、私はバカ高い腕時計を買う気はありません。でも、高級腕時計は時を知るというより別の理由で好まれるのではないでしょうか。


昨日だったか、「高級腕時計を身につける感覚がわからない」等々というネット記事を読みましたが、著者は本当にわからないのでしょうか。高級腕時計をつけると気持ちが引き締まるとか、自信が湧いてくるというような面がある一方で、自身の虚栄心や満足感を満たし、階級顕示やステイタスの誇示でしょう。いわばクジャクが羽根を広げるようなもので動物的な習性ともいうべきもの(苦笑)。まぁまぁそれはさておき、

昨年ガーミンのリストバンドを手に入れたのは既に触れた通り。これは時を知るというよりも心拍数を知りたいからという理由が第一でしたが、使ってみて便利だなと思ったのは睡眠分析ができる点。レムとノンレムがどんな風に繰り返されるか、どの程度深い睡眠が得られているのかがわかります。これは非常に有意義。

ところが私、使い始めてから数ヶ月でリストバンドをJR車内で紛失してしまいました。心拍数の変化が大体わかったのでまぁいいかと思っていましたが、1年後にガーミンの新しいのが出たのを見てVivosmart 3を購入。この二台目は随分使い易くなりました。

10年近く腕時計から遠ざかっていましたが、歩数計や心拍計そして睡眠分析までできるリストバンドの有用性に感心し、時間表示も含め毎日楽しんでいる次第です。

そうなってくると、もちょっと格好良いのはないかと探していて、ノキアからデザイン性に優れた時計らしい素敵なものが今秋出るのを知りました(ワクワク)。まだまだ物欲尽きまじ(爆)。