履き潰し

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boots15b4月に靴を1つ購入。日頃使っている軽登山靴の底がすり減ったためです。踵がすり減ると濡れた金属や石の上では滑りやすくなるため、ちょっと危ないなぁと思ったから。それにしても新しい登山靴は慣れるまで大変。いつもながら痛さにめげそうでした。

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わたし、運動を兼ね、1日に4、5キロメートルは歩くことにしていますが、履いているのはブーツタイプの軽登山靴です。そのタイプを選ぶのは足首捻りの防止。過去何度か足を挫いた時、踝(くるぶし)までカバーしていると被害が少ないという経験から。

いくら軽登山靴とはいえ、靴の底の踵部分が1年くらいですり減ってしまいます。底を張り替えればいいのでしょうが、今回は底以外の箇所が破損しており、その修理と靴底張り替えの料金が新たな靴の値段と変わらなくなりました。

これまで普段使いしていたのはイタリアのASOLO。モンベルが一昨年末から取り扱い開始したので即ゲットして履いていました。この靴は使っている革が柔らかくすぐに慣れたので良かったんですが、問題もあり。作りがイタリアンブランドの中国製なため、靴底部分と上革との接着部分に難があったのか、底以外のところにケズレが出てきてしまいました(注)。それでも1年なだめて使ってきたのですが、靴底まですり減ったので買い替えることに。

今度はASOLOではなくモンベルブランドを選択し、手に入れたのがティトン・ブーツ。ここで、イヤな記憶が甦りました。革が固く、アタリ部分が腫れるなど、足が痛くなるのです。あぁ、そうだったそうだった、登山靴って履き慣れるまで痛い思いをするんだった、というのを思い出した次第。それでも、3週間もすれば靴と足が馴染むのか、痛みがウソのように消失。不思議だなぁ。最近は難なくいけています。

なぜ買い替えた時に履き始めの苦労を忘れていたのか。前の靴の革が柔らかくて履きやすかったせいなのか。ASOLOがもちょっと作りがしっかりしていたら同じシリーズを選んだのになぁと思う次第です(自分自身の備忘を兼ねて)。

boots15

履き潰し 2016年へ続く

(注)以前紹介したGOROの登山靴に比べると手の入れ方が随分違います。値段が違うといえばそれまでですが、靴の馴染み具合って結構大切です。