チョコ 2015

.Lowcarboあるいは糖質制限

やはり季節柄なのか、ここ最近の本サイト人気記事のトップは「チョコレートには糖分いっぱい」。チョコに含まれる糖質の問題に関心が向けられるのはウェルカムです。

チョコを不味いという人は少ないでしょうが、中高年の3人に1人は糖尿病かその予備群という状況下で糖質たっぷりなチョコを贈る、あるいは食べるというのはどういう意味を持つのか、そんなことを考えるには良いタイミングの時期ともいえましょう。

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zerochoko現在糖質制限3年目の私ですが、チョコレートに含まれる糖分つまり糖質の問題なんて数年前には考えもしませんでした。

それ以前の私といえば板チョコ一枚くらいはペロリというタイプだったので、チョコの半分が糖質だと知った時、もう2度と食べられないのかとがっくり。その後、血糖値を上げないチョコがあることを知った時は小躍りしたものです。そこで紹介したのが前回の記事でした。(左写真は「菓子職人」さんのショコラ・ドゥ・ゼロ)

チョコに糖質(糖分)が多いからといって、お菓子を食べるな、チョコレートはやめろと云っているわけではありません。血糖値のコントロールがきちんとできる人なら問題なし。そうでなければ、食べる量を少なめにするなど血糖値の上昇を少なくするようにコントロールしなければなりません。これはご飯やパン、麺類でも全く同じ話。

中高年の3人に1人が糖尿病かその予備群と云っても、自分がそのヤバイ集団にいるのかどうかもわからない人がほとんどである現状で、糖質の多い飲食物とどうつき合っていくのか。自覚を持って少ない量しか食さないという鉄の規律を持つ者以外、答は「できるだけ避けよ」しかありません。

今年もチョコ商戦がたけなわです。デパートの売り場にはたくさん美味しそうなものが並んでいますが、ほとんどが砂糖をふんだんに使ったものばかり。チョコを贈る相手が血糖値のコントロール可能なタイプなら問題はありませんが、そうでなければ………。

また、糖質制限対応のチョコを販売するお店でも普通のチョコと混在しているので要注意。前回紹介した京都の「菓子職人」さんの場合、砂糖を使っていないのは「ショコラ・ドゥ・ゼロ」だけ。他のは普通のチョコなので間違えないで下さい。

kage1502